The West Wing S3-0 9.11同時多発テロ特別番組「イサクとイシュマエル」

9.11同時多発テロが起きた直後のThe West Wing(ザ・ホワイトハウス)シーズン3の最初に放映されたエピソード9.11同時多発テロ特別番組"Issac And Ishmael"
日本では未放映のままでしが、7月14日リリースされたばかりのザ・ホワイトハウス サード・シーズンのDVDのに収録されました。

感想をどう書いていいのか難しくて、ほとんどエピソードガイドになってしまいました。



始めに、マーティン・シーンをはじめとしたメインキャストたちが順番に登場し、今回は特別番組であること、次の週から第3シーズンを放送する旨を伝えています。


"大統領教室"として全国から選ばれた高校生たちがホワイトハウスに招かれた。
高校生たちの相手を任されたジョシュがホールで彼らに話を始めた矢先、緊急事態が発生しホワイトハウス封鎖の態勢に。

ラガーディア空港での爆破未遂事件の容疑者が逮捕され、その容疑者が減刑と引き替えに仲間の名前を売り、そこで挙がった名前の別名に該当する人物がホワイトハウス職員にいることが判明したのだ。
職員の名前は、ラキーム・アリ。彼は、ロンたちシークレットサービスにより拘束される。

高校生たちは、食堂へ移動。
封鎖はいつ解かれるか分からない。
そこで、ジョシュは高校生たちに話を始める。
「ホワイトハウスは行政府であり、三権の中でも最も強い力を持つ。」
すると、それに臆することなく異論を唱える者が...
ビリー・フェルナンデスという少年。
ジョシュは、彼を勝手にフレッドと命名して、「僕のリストに載ったよ。」
気に入ったってこと?
まるで自分の高校時代を見ているようだとか?


ジョシュは、高校生たちからの質問を受け付ける。
まず、「仕事は怖くないか?」
「いや、僕たちは傍観者だ。」と、ジョシュ。「危険に立ち向う人々の周りで働いている。」
危険に立ち向う人とは?それは、大統領を守るシークレットサービスや軍隊。
銃弾の前に立ちはだかる」ことが任務の者も。「敵じゃなく銃弾の前にだよ。」

続いては、「仕事を辞めたいと思わないか?」
母親は辞めさせたがっていると答えるジョシュ。
娘や夫を既に亡くして、息子を1度ロスリンで失いかけたジョシュの母親。
心配でたまらないでしょうね。

そして、母親の勧めで車に積んでいる非常用の箱に、もう1つ加えるように言われた子供の頃被っていた野球選手のサイン入り帽子の話で、ジョシュは何かを思い出してか感極まる

「何故、世界中が敵なの?」
そこで、敵としてイスラムが挙がる。
ジョシュは、講義を行うことに。
イスラム教にとってのイスラム過激派は、キリスト教にとっての何か?
ジョシュは、KKKを挙げる。
「(イスラム過激派は、)何百万人もいる善良なイスラム教徒とは関係ない。」

そこで、改めての質問、「何故、イスラム過激派はアメリカを憎むのか?」
イスラム過激派とは、預言者マホメットが7世紀に定めた法を厳密に守る人々。
髭の長さまで決まっていて、サッカーの応援では1つの言葉しか許されない。
"神は、偉大なり (アラー・ウ・アクバル)"
女性はもっと厳しく、学校に行けず、就職もできない。
ベールを被らない者は罪で、投石による公開処刑もある。

何故、アメリカを憎むのか?
アメリカでは好きにサッカーの応援ができるし、女性も観戦できる。
シナゴーグとモスクが並び、新聞は何でも自由に書ける。
アメリカは複数の思想を受け入れる複合社会。

「でも、ドナの言う事は無視して。」


それでは、過激派への対策は?
ジョシュ「僕より賢い人にしか答えられない。」
ドナ「当然ね。」
ジョシュ「なかなか、いないよ。」


ジョシュに呼ばれ、トビーも講義に参加。
「いい髭ね。」の女子学生の声に、「放っとけ。」って...いきなり、トビーらしい(笑)

イスラム過激派が、髭の長さやベールを法で定めていることは問題じゃない。
問題は、これらの法を破ると国に対する犯罪になること。
そして、イスラム過激派とKKKが宗教面での対比なら、政治的には?
トビーは、ナチスを挙げる。
「悪人を外見で見分けるのは無理だ。」

11世紀の世界初のテロの話になったところで、サム登場。
彼がテロの専門家だったなんて、知らなかった!
サム曰く、テロは100%の失敗率。
彼らは、失敗するばかりか狙った対象を強くするとも言う。
でも、続けている。諦めない。
「自分がいるピザの店が、予告もなく爆破されるかもしれない社会を何と呼ぶの?」
サム「イスラエル」


一方、アリへの尋問がレオも同席し進行していた。
アリ「尋問が必要なのはわかるし、僕は協力しています。でも、父を巻き込んだら許しません。」
レオ「君は事の重大性を理解していない。」
アリ「そちらこそ。」
緊迫した会話は、まだまだ続く...


アリには、サウジ派兵への無許可の抗議集会で逮捕の記録が。
石油を守る為に神聖なモスクやメッカのある所に派兵しようした事への抗議だと言う。
また、女性が車を運転できない国なのに、女性兵士を送り込んだ。
「運転を教えよう。」と、レオ。
アリ「わたしは、そこに抗議したんです。」

アリには、高校の時に学校への爆破予告で疑われた事もあった。
「アラブ系がまず疑われる。酷い話だ。」
「当然の対価だ。」
と、レオ。

「テロリストは、どこから来る?」食堂でのスタッフへの質問は続く。
サム「世界中のそれらしい場所だよ。絶望的に貧しい状況が、最悪の犯罪を生む。」
そこで、チャーリーの「ここでも同じだ。」という声が。
チャーリーが育ったのは、アメリカでも幾つかある貧しい町の1つ。
崩壊した学校、麻薬、銃、そして、ギャング。
ギャングは、連帯感に威厳を与えてくれる男のプライドを与える。
世の中のエリート達に対して、彼らは決して引け目を感じてはいない。
ギャングであることを自慢に思っている。

そこへ、大統領とファーストレディーが現れた。
リンゴとビーナッツバターを探しに?
大統領に、「殉教者になるのは、高潔だと思いませんか?」という質問が...
大統領「自己主張のための自殺や殺人は、残忍でバカげた罪だ。必要なのは、殉教者じゃない。英雄だ。英雄は、国のために生きる。」

ロンは、爆破未遂の容疑者の仲間がドイツで逮捕されたと報告を受ける。
アリの嫌疑が晴れた。
「ご協力、どうも。」と、シークレットサービス。
それで、お終い?
アリは、去り際、レオにロスリンでの銃撃事件を思い出させる。
「狙らったのは、白人。狙われたのは、黒人だった。」
そう言われた、レオの表情と言ったら...


食堂では、アビーが残り、「イサクとイシュマエル」の話をしていた。
神は、預言者アブラハムに"汝の子孫はこの星の如し"と。
しかし、アブラハムの妻サラはなかなか子供を授からず、夫をメイドの元へ送り、2人の間に生まれた子がイシュマエル。
その後、サラも妊娠し、生まれた子がイサク。
サラは、自分の子供こそが世継、イシュマエル母子を追い出すように言う。
「それが、始まりだった。」
イサクの子孫がユダヤ人。イシュマエルの子孫がアラブ人。
現在、イスラエル軍が、イスラム組織「ヒズボラ」をターゲットにレバノン侵攻中。

「忘れてはならないのは、2人の息子が一緒に父親を埋葬したこと。」


アリが解放され、封鎖が解けた。
ジョシュ「ここは、複合社会だ。敵を殺したい?相手の国に乗り込んで人々を殺したい?
思想は1つじゃない。広く受け入れよう。」
現実には受け入れられず、それどころか、ターゲットが違う方へも向かってしまった。


レオは、アリのオフィスを訪ねる。
「当然の対価とは、容疑者と同じ人種であるから。」
レオは、失言を謝罪した。
「私を知る人に聞けば、きっと、私らしくないと言うだろう。」

尋常でない状況下では、レオのような懐の深い人でも偏見を持ってしまう。

「よく仕事に戻った。」


レオはそう言い、アリのオフィスを後にした。
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by jd_tww | 2006-09-12 07:42 | Season3
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