ザ・ホワイトハウス S3-10 「責任の取り方」"H.Con - 172"

エピソードガイド




レオは、弁護士のジョードンと共に行政監視委員会の共和党弁護士クリフ・キャリーと会う。
そこで、クリフはある条件と引き換えに聴聞会を終わらせたいと申し出てきた。
そうすれば、レオへのギブソン議員からの質問はもちろん、
ファースト・レディも少なくとも委員会の追及から逃れることができる。

その条件とは、第172号下院共同決議。けん責処分。
下院議会による大統領が国民に対して嘘をついたことに対する懲罰処分だ。

大統領を説得してもらうのにはレオが適任と判断したクリフだったが、
レオは大統領は嘘をついていないと主張するばかり。

レオ「わたしが、自分可愛さにジェド・バートレットを売るような男に見えるのか?
大統領を守るためなら、わたしはどんな犠牲も惜しまん。」

そう言い切ると、レオは1人席を立った。

 

ホワイトハウスの広報部をクビになったカメラマン、ロン・バークホルトという人物が書いた
「わたしがホワイトハウスで見た真実」という暴露本が3週間後に出版されることになり、
サムがその対策にあたる。
まずは、スタッフたちに事実に反する記述を見つけ出させ正誤表を作るように指示した。



「早速、見つけたよ。」
「ラリーとエドが、逆だ。」

と、ラリー&エド。

CJ「わたしも、よく間違える。」

どうも、他のスタッフたちはあまり深刻に受け留めていないようだ。



ジョシュは、全米女性機構のエイミー・ガードナーにすっかり心惹かれてしまったらしい。
彼女は、大学時代、ジョシュのルーム・メートと付き合っていた。
そして、ファースト・レディに依頼され再会。その時のことをトビーに話す。

ジョシュ「前と髪型が違うせいか、何か違うんです。」
トビー「なんだ、それは。」
ジョシュ「この際、ハッキリ言いましょう。遠まわしは、性に合いませんから。また、会いたいんです。」
トビー「誘えばいい。」

ジョシュ「デートにですか?駄目ですよ。断られて、それが噂になったら、恥ずかしくてワシントンにはいられない。」
トビー「だから?」
ジョシュ「仕事という名目で会いたいんです。」
トビー「えらく遠まわしだな。」

そこで、女性団体とホワイトハウスが対立する問題が欲しいとトビーに相談するジョシュ。

ジョシュ「ただ、今さらですけど、一目惚れしたみたいなんです。」



トビーには、そんな事より気がかりな事があった。

トビー「関わったのか?あっちに。」
ジョシュ「あっちって?…補佐官?」
トビー「聴聞会で、補佐官が窮地に立たされかけた途端、突然の休会だ。
何があったか、知らんし。誰の差し金だろうと構わないが、関わったんだろ?」
ジョシュ「ええ。」
トビー「広報部として、何かできることはあるか?」
ジョシュ「顧問弁護団がいますから。」
トビー「いずれ、話してくれ。」

 

大統領には、レオがけん責処分を受け入れることを提案されたことがわかっていた。
そのけん責処分の効力は?レオの弁護士ジョードンは、ゼロだと言う。

レオ「議会を甘く見ちゃいかん。
彼らの意見は国を左右し、そして、彼らの有罪宣告は、手錠をかけられる以上の打撃を大統領に及ぼす。
それだけの効力があるんだ。わたしのために、大統領を犠牲にはできん。」



サムだけが時限爆弾のようなものだと重要視している例の暴露本について、大統領に報告するトビー。

大統領「ノン・フィクションなのか?」
トビー「SFですよ。」

一方、大統領は、チャーリーが蚤の市で大統領のために買ってきた1709年に書かれた緻密な聖地の地図を話題にする。
チャーリーはなかなかの目利きらしく、大統領はすっかり気に入ってウエストウイング内で飾りたい。
ところが、トビーから反対されてしまう。

トビー「駄目です。」
大統領「なんで?」
トビー「なんで?…一部の反感を買うからです。」
大統領「なんで。」
トビー「イスラエルが書かれてない。」
大統領「1709年だぞ。存在しなかった。イスラエルが出来るのは、250年後だ。だったら、何が問題なんだ。」
トビー「一部の反感を呼ぶからです。」
大統領「なんで。」
トビー「イスラエルが書かれてない。」

トビーは話題を変え、大統領好みの映画(「冬のライオン」)をやっていたと話す。

トビー「テレビをつけたら、リチャードとジェフリーとジョンが地下牢に入るシーンでした。
そして、ヘンリーが処刑にやってくると、リチャードが言う。
恐れるな、男らしく死のう、と。
すると、ジェフリーは、馬鹿め、どう死のうと意味はない。死は、死なんだ。
すると、リチャードは…」

大統領「死しか残されていないなら、どう死ぬかは意味を持つ。」

トビー「大きな意味を持つと。」
大統領「つまり、何が言いたい?」
トビー「別に、他意はありません。」



ジョシュのブルペンで、ドナが電話を取る。

ドナ「エイミー?わたしよ、ドナ。」

すると、ジョシュが飛んで来た。

ジョシュ「いいよ、出るから。僕にだろ?」
ドナ「待ってぇ。今、出られるかしら?」
ジョシュ「保留ボタンを押して。オフィスの方で電話を取るから。」
ドナ「ごめん、どのボタンを押せばいいんだっけ?」

ジョシュは、育児介護休暇を持ち出し今夜11時にエイミーと会う約束をすることに成功した。
ただし、エイミーは今付き合っている彼とのバレエ鑑賞のデートの後だ。

 

ドナ「ジョシュ、10時45分よ。出かけるんでしょう?」
ジョシュ「じゃあね。」
ドナ「送ってくれなくても、いいわ。」
ジョシュ「何、怒ってるの。」
ドナ「1人で、ちゃんと帰れるからご心配なく。」
ジョシュ「もう、雪は降り出した?」
ドナ「降り出すと、積もるのは早いのよ。」

そこへ、クリフから電話がかかってきた。



ドナに会いたいと言うクリフ。1度は断るが、結局ジョージタウン大学の図書館で密かに会う。
そして、ジョシュとのミーティングをセッティングして欲しいと頼まれる。

クリフ「マクギャリー補佐官を助けたい。」
ドナ「いつから、補佐官を助ける側に回ったの?」

ドナ「聴聞会を休会にしたのは、あなた?」

クリフは、否定する。しかし、ドナには分かった。

 

育児介護休暇は、エイミーにとっては今更話し合うべき問題ではなかった。

エイミー「そんなどうでもいい話で呼び出したの?ひょっとして、それはわたしに会うための口実?」
ジョシュ「いやぁ、もしかしたら、そうかもしれない。君が、そう言うなら。」

呆れるエイミー。

エイミー「どうして君に会いたいって、素直に言えないの?どうして?
教えてあげる。あなたは、こういうゲームが好きなのよ。人を試して、面白がってるの。
学生の頃なら、まだしも。今のわたしには、もうあなたみたいな人を相手にしている暇はないの。」

ジョシュが彼女から「あなたみたいな人」と言われたのは、これで2度目。

ジョシュ「あなたみたいって、どんな人?」
エイミー「自分に少しでも都合の悪い事があると、すぐ逃げるのよ。当て逃げ型なの。」

そこへ、ドナから電話が入る。
取り込み中だと応えるジョシュだったが、突然顔色を変え電話を切ると急用ができたと席を立った。

エイミー「逃げるんでしょう。」

 

サムは、大統領にも暴露本について事実確認をする。

大統領「問題なのか?それが、問題なのか?」
サム「いえ、ただ、事実に反する内容は許せないものですから。」
大統領「わたしもだよ。」

 

ジョシュは、ホワイトハウスへ戻るとレオにクリフから提案のあった取引の件を持ち出す。
クリフに会ってきたのだ。

レオ「けん責処分になれば、歴史に残る。」
ジョシュ「新聞にも、出ますよ。」

ジャクソン大統領もけん責処分を受けていたと、レオ。

ジョシュ「知らなかった。そんなもんですよ。」
レオ「つまり?」
ジョシュ「歴史は、忘れさられる。」

レオ「当事者は、違うだろ。決して、忘れはしない。大統領は、特にだ。
強がって見せるだろうが、彼は立ち直れない。だから、断ったんだ。」

 

サムは、自分だけが真剣に暴露本対策に打ち込んでいる事が信じられないといった様子。
そんな彼に、その本の内容は本気で相手にするのが馬鹿馬鹿しくなるようなものだと諭すCJ。
対策に忙しくてちゃんと読んでいないのだろうと。
そして、今は何より聴聞会という最大の問題がある。

CJ「今は、こんなくだらない本なんかに拘ってる場合じゃないのよ。
あなたのやってることは、的外れなの。」

 

雪が降り始めた。
ジョシュがアパートに着くと、エイミーが玄関前で待っていた。

エイミー「大学じゃ、話さなかったわね。」
ジョシュ「君は、僕のルーム・メイトといつもベッドに。」
エイミー「いつもじゃないでしょ?」

ジョシュ「僕は勉強ばかりしてたから、必死だった。
高校の時もハーバードでもロースクールでも。
IQは人並みだけど、この仕事がしたくて。
だから、ひたすら、勉強に打ち込んだ。
その分、人生勉強が疎かになったんだよ。
例えば、1人の人を好きになったら、どうすればいいのか…
みんなはそれを知ってるけど、僕には今だに分からなくて。
さっきは、逃げたんじゃない。あの電話は、重要な用件だったんだよ。
僕にとってじゃないけど、重要だった。言い訳がましく聞こえるだろうけど…」

エイミー「ねぇ、知ってる?あんまり喋らない方が、あなたは素敵よ。」

そう言うと、エイミーはジョシュに顔を近づけ、2人はキスをする。



それから、エイミーは、「今夜は、ありがとう。」と言うとジョシュを残して立ち去った。



大統領は、取引に応じることを決意していた。
レオに恥をかかせないないためではない。

大統領「わたしは、間違ってた。病気を隠したのは、大きな間違いだ。」

もちろん、悪意を持ってわざと病気を隠した訳ではない。
だが、公表する機会は幾らでもあったのだ。

大統領「近頃の政治家は、誰も責任を取ろうとしない。
何をしても誤魔化したり、正当化する。誰でもやってるんだ。そう言いながらな。
誰もがやっていることなら罪ではないという、身勝手な論理の中に逃げ込むんだ。」

 

大統領「わたしは間違ってた。責任を取ろう。」

共同決議、いや、厳密には法的な拘束力を持たない同一決議。第172号下院同一決議。

大統領「わたしは、けん責処分を受ける最初の大統領になる。歴史に名を残せるな。」

ジャクソン大統領も処分を受けたが、2年後に取り消されていた。

2人は執務室の外に出る。雪がかなり降っていた。
大統領は、レオからも例のチャーリーから貰った地図は人目につかない所に飾るべきだと言われてしまう。



大統領「とにかく、少し黙っていよう。」


「第172号下院同一決議文を読み上げてください。」
「アメリカ合衆国大統領という重要な立場にありながら、
ジョサイア・バートレットは国民に対して当然公表すべき極めて重大な情報を隠匿し、その信用を著しく失墜した。
大統領としての義務を怠り国民の信頼を裏切った責任は、あまりにも重い。
従って、下院議会は、ジョサイア・バートレットを糾弾するものである。」
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by jd_tww | 2004-12-21 05:29 | Season3
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