ザ・ホワイトハウス S3-2 「闘いの始まり(後編)」"Manchester: Part II"

エピソードガイド

感想




<選挙キャンペーン開始の48時間前>

ニューハンプシャー州、バートレット大統領の農場

新旧スタッフたちの足並みは揃わずいがみ合ってばかり。
大統領も交えた全員でのスピーチ原稿作りは、難航していた。



そこへ、蛇が出現。

CJ「蛇がわたしを見てるんだけど。」
ジョシュ「でかいよ、こいつ。マジで、でっかい。」



集中力も欠けている。

大統領「もう、時間がないんだ。レオ、わたしは、脱穀機に頭を突っ込んで死にたくなってきたよ。」



ブルーノ「考えたんだが、いっその事この際、君たちをここに閉じ込めて、火をつけるっていうのはどうだろう。」




バートレット邸。

大統領が再選スピーチを行う同じ日に予定されている食品医薬品局の経口中絶薬の発表。
それを何とか阻止したいジョシュは、レオにはよせと言われても引き下がる気はなさそうだ。

ジョシュ「僕が何とかしますから、たばこはご心配なく。」
レオ「たばこ?」
ジョシュ「いや、間違えた。中絶薬です。」




<選挙キャンペーンへの出発前>

ホワイトハウス。

ハイチの問題は、バザンを戦争犯罪での訴追免除など幾つかの交換条件と引き換えに他国へ亡命させることになった。
レオは、その会見にはCJの代わりにナンシ・マクナリーを立たせることにする。
しかし、CJを罰するつもりはなかった。

次いで、レオは、スタッフに新しいメンバーを投入する。
やり手の選挙参謀ブルーノ・ジアネッリだ。

そのブルーノの提案により再選キャンペーンを行うことに。
封切りの舞台には、ニューハンプシャー州の学校が選ばれた。



ブルーノは、ダグとコニーの2人のスタッフを引き連れ、ホワイトハウスへやって来た。
当然のことながら、旧スタッフたちはいい顔をしない。

そのブルーノが、ジョシュが出したたばこ訴訟の資金追加を訴える声明文について意見してきた。

ブルーノ「あれは、失敗だな。」
ジョシュ「なんで?」
ブルーノ「そうだろ。」

ジョシュ「僕は、下院で立法担当を2年。上院で議定担当を2年。
そして、ここで、次席補佐官を30ヶ月務めてる。そっちは?」



ジョシュは、強気だった。
声明文が功を奏して、歳出委員会の委員長は訴訟費用の追加を認めていたのだ。
しかし、ブルーノは、声明文を出すのが早すぎたと言う。
歳出委員長だけでなく、大統領選でたばこ訴訟反対派の対抗馬が出た時に叩く材料として使えたのだ。

ブルーノ「一石二鳥のチャンスだったのに、惜しいことしたな。」



ブルーノ「それが、選挙だ。」




<選挙キャンペーン前日>

ニューハンプシャー州、選挙キャンペーン会場の学校

大統領は、思いがけず、そこでアビーに出会う。
2人は、再出馬表明から話し合うこともなくギクシャクしたままだった。
アビーは、CJに頼まれスピーチ前の大統領の紹介を引き受けていた。




<選挙キャンペーンへの出発前>

ホワイトハウス。

サム「やっぱり、謝るべきです。」

それは、ブルーノたち新スタッフがスピーチに入れるべきだと訴えていたこと。
サムも、実はそう考えていたのだ。

トビー「その必要は、ない。」
サム「嘘をついた。」
トビー「嘘をついた訳じゃない。カトリックのいう怠慢の罪だ。」
サム「カトリックじゃなくても、誰が見ても、これは罪です。バートレットは、嘘をついた。」
トビー「大統領を呼び捨てにするな。」

サム「納得できないんです。大統領が最初に話してくれてれば、状況は違ったのに。」




<選挙キャンペーン前夜>

ニューハンプシャー州、バートレット大統領の農場

キャンペーン開始前夜だというのに、依然、新旧スタッフたち、特にトビーとダグの2人が揉めていた。
大統領も、まだスピーチにOKを出していなかった。

ダグ「あなたたちは、大統領に激しい怒りを感じてる。
マスコミよりも党よりも誰よりも。1番怒ってるのは、あなたたちだ。」

好きなように選挙戦略を立てられたはずが、よそ者がいきなり乗りこんで来て
いちいち口を出されることになったのだから。

ダグ「だが、目的はひとつでしょ。勝つことですよ。」

ようやく大統領のOKが出て、スピーチは完成した。


<選挙キャンペーン当日>

ジョシュが、ホテルの部屋から出てこない。

ドナ「補佐官が、呼んでるわよ。着替えてないの?」
ジョシュ「中絶薬は、阻止できなかった。」
ドナ「早く、シャワー浴びて。」
ジョシュ「最悪だよ。選挙戦開始早々、女性グループに媚を売ってると思われる。」
ドナ「ジョシュ...」



ジョシュ「有権者の大半は、中絶賛成だよ。
でも、反対派は、人生も財産も投げうって僕らを責めるだろう。
バートレットは、命を軽んじてる人殺しだと。
それに、もちろん、マスコミは、僕らの政策はそっちのけでこの失策だけを書きたてるだろうね。
そもそも記者に政策を書けって言うのは、子供に野菜を食べろと言うようなもんだ。」



ドナ「髭、剃って。」
ジョシュ「子供に野菜を食べさせる方法って、知ってる?」
ドナ「髭とシャワー」
ジョシュ「他に食いもんを与えなきゃいいんだよ。」
ドナ「眠れなかったの?」



ジョシュ「中絶薬は、阻止できる。電話1本で。
大統領の再出馬表明と重なるから、発表を待ってくれ。
中絶には賛成だが、ニュースの枠を取られちゃ困る。
そう言えば、済むんだよ。電話して。」

ドナ「ジョシュ...」

ジョシュ「そう言えば...くそっ」

激しくドアの枠に手を打ちつける。



ドナ「何か、あったの?」

ジョシュ「たばこの件で失敗した。時期を待てば、利用できたのに。
これは、厳しい闘いになる...シャワーを浴びなきゃ。」




CJは、1人、農場に大統領を訪ねる。

CJ「大統領、今日のスピーチで予想通り支持率が跳ね上がったら、わたしは辞職するつもりです。」
大統領「そうか。」
CJ「今辞めれば、選挙戦略的にも...」
大統領「ああ、分かった...馬鹿を言うな!辞めて、どうなる。」

「わたしは、勝つはずじゃなかった。」

「そこへ、君たちが現れて、アイオワの予備選で勝利を収め、
さらに、サウスカロライナ、ミシガン、イリノイも。
わたしにとって、君は他のスタッフ同様、欠かせない。」

「ずっと、いて欲しい。」

CJ「ありがとうございます。」




大統領とアビーは、一緒にキャンペーン会場へと向かう。

大統領「君が紹介役で、嬉しいよ。是非、君に頼みたい。」

アビー「1つだけ、言っておきたいことがあるの。
わたしまだはっきりと決めた訳じゃないのよ。
でも、今ならきっと、あなたに一票入れるでしょうね。」




キャンペーン会場、控え室。

スピーチを目前に控えているというのに、未だにいい関係が作れないでいる新旧スタッフたち。
そこへ、大統領が到着し、ブルーノ、ダグ、コニーの3人を部屋から退出させた。

大統領「考えたらわたしは、1度も謝ってなかった。すまない。
君たちにはいろんな面で、迷惑をかける。申し訳ない。
ブルーノもダグもコニーも優秀だ。一緒に勝利を目指そう。
勝利への道のりは、決して平坦ではないだろう。それは、覚悟して欲しい。」

「新しいページにペンを入れよう。」



勝つためには、抜け目のない戦略と、もう1つ、なるべく口を開かないこと。
トラブルや批判を招くような事は、言わないこと。
何を考えているのか、明かさない。そうすれば、勝てるだろう。

大統領「だが、我々にふさわしいかな?トビー。」
トビー「いいえ。」



そんな闘い方は、自分たちにもアメリカにもふさわしくない。

大統領「歴史の1ページを今日ここで作ろう。たった今、この瞬間に。」



いよいよ、その時がやって来た。
ステージから、アビーが夫である大統領を紹介する声が聞こえてくる。

「我らが友であり、このニューハンプシャーの誇りであり、
そして、合衆国大統領でもあるジョサイア・バートレットです。」



大統領「さぁ、行こう。戦闘開始だ。」



そして、大統領とスタッフたちは、ステージへと向かった。
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by jd_tww | 2004-12-21 04:40 | Season3
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