ザ・ホワイトハウス S2-22 「決断の時」“ TWO CATHEDRALS ”

エピソードガイド

感想




ランディンハム夫人の葬儀の日。
大統領は、葬儀の後テレビへの生出演と会見を控えている。
いよいよ、国民に向かって病気のことを告白するのだ。

折りしも、季節はずれの嵐が来ていた。



大聖堂。
ランディンハム夫人の葬儀が、厳かに行われている。



大統領の脳裏に、夫人との思い出が蘇る。



当時、ジェド・バートレットは父親が校長を務める学校の学生。
そこへ、ドロレス・ランディンハム夫人が校長の秘書として雇われた。
夫人は、ジェドのガッツと知性とリーダーシップを見こんで、
彼らの学校の教職員の給与の男女間の不平等を訴える。

Jed「数字で示して。」



Mrs.Landingham「あなたはね、恵まれてるのよ。」

「不平等と知りつつ面倒だから何もしないつもりなら、あなたを心の底から軽蔑する。」

ジェドは、そこで手をズボンのポケットに突っ込む。



Mrs.Landingham「やってくれるのね。」

「言ってない。」 と、ジェド。

Mrs.Landingham「ポケットに手を突っ込んで、ふっと笑ったでしょ。
決めたって意味よ。」





夫人の棺が、トビー、サム、ジョシュたちによって担がれる。





葬儀後、大統領は大聖堂で1人きりになる。

Bartlet「主よ、馬鹿野郎だ。あんたは。」

ランディンハム夫人を殺したと、責める。

Bartlet「何故だ。冗談のつもりなのか。」

「わたしに言わせれば、あんたは無慈悲だ。」

「ジョシュが撃たれたのは警告だったのか。わたしの息子なのに("That was my son.")。
わたしが何をした。ずっとあんたを讃え敬ってきたじゃないか。」

不条理な死は、絶えない。



「わたしは、病気のことを隠していた。確かに、嘘をついた。
あれは、罪だ。わたしは、多くの罪を犯した。それが気に入らなかったのか。」

「これが、神の慈悲だと言うのか。」

「これは、わたしへの罰なのか。」

「あんたの罰など、クソ食らえだ。」

そう言うと、大統領はたばこに火をつけ床に捨てると靴で揉み消した。

「もう、たくさんだ!」





大統領と大統領夫人のテレビ出演が終了し、国務省での会見に臨むのみ。

大統領は1人になると、また昔のことを思い出す。
結局、父親に給与の不平等を訴えることはできずじまいだったことを。



これまでに前例のない嵐が、勢いを増してきた。
執務室の外へのドアの1つが、強風の影響で勝手に開く。

「ランディンハムさん!」

と、思わず叫ぶ大統領。
しかし、彼女はもういない。ところが、



秘書室とのドアが開き、
「そんなに怒鳴らなくても、いいじゃないですか。」
と、ランディンハム夫人が執務室へと入ってきた。

Mrs.Landingham「今日は、大変な一日ですね。」
Bartlet「笑いとばすのか。」

Mrs.Landingham「交通事故は、神様のせいじゃありませんよ。
わたしを言い訳にしないでください。」

「あなたは、ピンチですよ。確かに。だからと言って、あなたに同情はしません。
何故か。あなたより困っている人だっているからです。」

Bartlet「数字を示してくれ。」

あたなは既に知っているはず、とランディンハム夫人。

Mrs.Landingham「大統領、出馬したくないなら、それもいいでしょう。
でも、苦戦を強いられるからとか負けるからという理由で出ないなら、
ジェド、あなたを心の底から軽蔑するわ。」

そう言うと、彼女は去って行った。





大統領は、スタッフたちと共に会見場へと向かう。
会見場では、既にCJが記者からの質問に答えている。

大統領を載せた車は、途中で葬儀の行われた大聖堂を通り過ぎて行く。



大統領には、予め最初に指名する記者が教えられていた。
いきなりの再出馬への質問を避けるために。
大統領は、ちらっとその記者に目をやる。
それから、正面を見て彼が指名したのは、違う記者。



「即答いただきたいのですが、再出馬なさるおつもりですか?」

質問を聞き返す大統領。

「再出馬なさるおつもりかどうか、是非お聞かせください。」

固唾を呑み見守るスタッフたち。



Leo「見ろ、やるぞ。」



大統領は、手をゆっくりとズボンのポケットに突っ込む。
そして、記者団を見据え、ふっと微笑んだ。
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by jd_tww | 2004-12-16 05:49 | Season2
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