ザ・ホワイトハウス S1-15「終わらない悪夢」"Celestial Navigation"

エピソードガイドです。

感想は、こちら



フォーラムへの出番を目前にして舞台の脇にいたジョシュに、
メンドーサが飲酒運転で逮捕されたとサムから電話が入った。
逮捕の際には抵抗もしたらしいと。

らしい?
それは、30分前に起きたことで、詳しいことは分からない。
しかし、確かな事が1つあった。

サム「メンドーサは、飲まない。」



飲酒運転で捕まったのに?
酒は一滴も飲まない人だという。

そして、マスコミにはまだ知られていないし、
警察は気づいていない。彼が、次期連邦最高裁判事だということを。

ジョシュは、今、ここから抜けることはできない。
サムに、任せたと伝える。しかし、返事がない。

ジョシュ「なんだ、もう切れてるよ。一人でしゃべってた訳だ。」



そうしているうちに司会者に紹介され、ジョシュは観客の前に進んだ。

メンドーサ次期最高裁判事の飲酒運転での逮捕は、サムから、まずCJに伝えられた。
しかし、メンドーサは、本当に一滴も飲まない。
それでは、どうして捕まったのか?

サム「それは、多分、ヒスパニックだから。」

CJ「部長は、知ってる?」
そこへ、「地獄へ落とされた気分だよ。」と、トビーが首席補佐官室へ入って来た。
サム「知ってる。」

場所は、コネティカットのウェスリー。
アルコール検査を拒んだという。

トビー「あいつは、どうかしてる。」

レオは、空軍のリアジェットでウエストチェスターまで行き、そこで車を借りてウェスリーに向かい、
メンドーサを留置所から出すようサムに指示した。

トビーが、自分も行くと言う。

「判事と話さないと、腹の虫が収まらない。」



一方、フォーラムの会場では、ジョシュがホワイトハウスの仕事について話を始めていた。
まず、ホワイトハウスの典型的な一日とは?
それは、ない。予定表はあるし、決められた仕事もあるし、基本的には大体9時5時の仕事。だが、

ジョシュ「大抵、9時半ごろには、もう、しっちゃかめっちゃかになってますよ。」

例えば、どんな風にと訊かれ、ジョシュは今週を例にして話すことにした。
それも、36時間以内に起ったこと。
ジョシュたちが、終わらない悪夢と呼んでいる一連の事件についてだ。
それは、もちろん、新聞の記事になっている。

事の発端は、短気を起したある女性閣僚か、あるいは、委員会で彼女をからかった委員長か、
大統領が避けるべき質問に答えてしまったことか、または、歯医者の予約か、

「それとも、僕が馬鹿だったのか。
僕自身に言わせてもらえば、皆が言うほど僕のせいだとは思ってないんですよ。」



ジョシュがそう言うと、会場が沸いた。

その日は、大統領の教育改革法案を鳴り物入りで発表するはずだった。
CJは、午前11時に会見でそれを発表することにしていた。
しかし、サムが、午後1時に延ばすことを提案。法案署名の後にしようという訳だ。
CJも、そう思っていたらしい。彼女は、秘書のキャロルに会見を午後1時にずらすように指示した。
しかし、キャロルがいい顔をしない。
CJは歯に痛みを感じて、午後12時に歯医者に予約を入れていたのだ。
ところが、キャンセルするいい理由が出来たと、CJは言う。
1月も前からの痛みだったが、放っとけば治ると。

サム「いつ?」
CJ「死んだら、治るわよ。」

CJは、キャロルに予約のキャンセルを指示する。しかし、サムは予定を元に戻すように言う。

サム「歯は、大事な友達なんだから。」

CJ「あなた、一体、何なの?」
サム「歯科衛生オタク。」
CJ「あっち行って頂戴。」



その頃、オレアリー住宅都市開発長官がジャック・ウッデン委員長を差別主義者呼ばわりしたと、
ジョシュからトビーへ伝わっていた。
正確には、ウッデンだけにでなく、共和党の全員に言ったという。
原因は、からかわれたから。
だから?と、トビー。怒るのは当然ですよと、ジョシュ。

公共住宅問題を長々と列挙するだけのウッデン委員長に、オレアリー長官が激怒。
そして、こう言った。
公共住宅問題が深刻であることは、確かです。
しかし、委員長と共和党の皆さんが政界での点数稼ぎに注いでいるのと同じだけの情熱を
低所得者やマイノリティのために注いでくれれば、解決するかもしれません。
そこで、差別的だというのか?と、委員長。
それに対して、オレアリー長官は、違うんですか?と返したそうだ。

トビー「そうか。そりゃ、言ったもんだな。」



その発言は、これから教育改革法案の署名に向かおうとしている大統領にも伝えられた。
彼女は、もっとひどい事も言ったらしい。

長官はホワイトハウスの呼び出しを受け、30分後に到着する。

問題を抱えながら、大統領とスタッフたちは、署名式が行われるミューラル・ルームへ入って行った。

ジョシュ「大統領の話は、短かった。いつもは、もう、うんざりする程、長いんですけど。珍しくね。」

それから、大統領は法案に署名し、報道陣に署名に使ったペンを配り、彼らから質問を受けた。

大統領は、アメリカ人が最も気にかけている教育問題に立ち向うために、
新たな教育資金として7億ドルを認める教育改革法案に署名し、そして、積極的な教育改革案を押し出した。
その大統領への、報道陣の最初の質問は?



それは、ダニー・コンキャノンからのオレアリー長官の発言についての質問だった。
長官の言うように、ウッデン委員長は差別的だと思うか、または、長官に辞職を求めるか、といったものだ。

オレアリー長官への絶大な信頼を表わし、貧困に喘ぐ人たちへの貢献を讃える大統領。

ダニー「あのう、質問への答えになっていませんが?」
大統領「気づかれなきゃいいと思っていたんだがね。」



ここまでは、スタッフたちの表情に笑顔があった。



そして、大統領の次の答えも、ダニーの質問への答えになっていなかった。

あそこで止めれば良かったと、ジョシュ。大統領は、これ以上の質問は受けられないと。
でも、その時まで自分たちは気づいていなかった。報道官の姿が、そこに無い事を。

大統領は、オレアリー長官はウッデン委員長と共和党の闘志に火をつけてしまったと語り、
次いで、長官に謝罪を求めるべきかという質問に、そうすべきだろうねと答えてしまった。

そこで、慌てて、会見を止めに入るスタッフたち。

「ほんのひと言です。大統領は、これ以上質問には答えられません。
あの時、30秒早くそう言ってたら…」

そうジョシュが言ったところで、彼の携帯電話が鳴る。
これに出ない訳にはいかない。
ジョシュは、マイクを外し席を立つと、電話に出た。



相手は、トビー。サムとともに、ウェスリー警察に向かっているところ。しかし、

トビー「道に迷った。」
サム「迷ってませんよ。」

トビーは、ウェスリーの出口を教えて欲しいとジョシュに助けを求める。
しかし、ジョシュは、それに付き合ってはいられない。

ジョシュに電話を切られた後、トビーとサム。

トビー「東へ向かわないと。」
サム「合ってます。」
トビー「何で、そう言えるんだ。」
サム「太陽は、東に上るんです。」
トビー「外は、真っ暗だぞ。」
サム「北にあるあの明るい星は、北極星ですから。」
トビー「だから、何だ。」
サム「僕は、天体で方角が分かるんです。」
トビー「おーい、ガリレオ、次の出口で降りて、引き返すんだ。」



一方、オレアリー長官は大統領の発言に激怒していたが、レオが謝罪を受け入れさせた。
後は、CJが会見で長官の謝罪を発表すればいい。
これで、漸く、教育改革に注目を集めることができる。
しかし、事態は思うように進まなかった。

ジョシュ「歯の神経、取ったことある人います?」



CJがジョシュのオフィスを訪ねて来たが、様子がおかしい。
彼女は、頬を弛ませ、会話がままならない。
歯の神経を取ったのだ。



その事態を面白がり、からかうジョシュ。



会見は、キャンセルしなくてはならない。
しかし、まともに話せないCJに、会見を行うべきだとジョシュ。

CJ「ひょひゅぅ!」
ジョシュ「何、それ、僕の名前?」

そこで、ジョシュは、自分が会見に立つと言い出す。
CJには、すぐに喧嘩ごしになるジョシュに任せることはできない。
しかし、サムもトビーも手が空いていなかった。



「女性の皆さん、お待たせしました。2時の会見は、ジョシュ・ライマンです!」



慎重にやらなければ大変な事になる。
そんなCJの忠告を気にかける様子もなく、ジョシュは意気揚々と会見室に向かった。

会見室では、ダニーがジョシュを引き止めようとする。後悔することになると。
しかし、調子に乗って、完全に忠告を聞く耳を失っているジョシュ。

「言っとくけど、僕はね、CJとは違う。君たちを甘やかさないよ。
僕は、君の彼女でも、夏のキャンプの女性指導員でも、君が6年生の時に恋した先生でもない。
僕は、ハーバードとイエールを出てるんだし、議論の能力じゃソクラテス並と言われる、
君たちホワイトハウス記者団にも引けは取らないつもりだ。」



ダニー「じゃあ、ご勝手に。」

CJが、オフィスのテレビで心配そうに会見を見つめる。



ジョシュ「自分の名誉のために言いますが、最初は順調だったんです。」

オレアリー長官の件も上手く慎重にかわしたし、記者からの質問に移った時にも、

「CJの会見には欠けている、厳しさを保っていたんですよ。」



ところが…

大統領は煙草を止めたのかという質問を受け所から、悪夢は始まった。

「マイク、本当にそんなくだらない質問でいいの?」



CJは、ギョッとする。



記者団からは、どこがくだらないのかと反論が返ってきた。
大統領が嫌煙家としての立場を貫くなら、大統領自身が喫煙するのかどうかを訊くのは当然だと。
そこで、大統領はとっくに煙草を止めましたと答えるジョシュ。
しかし、記者のケイティが、2日前に大統領専用機内で煙草をねだられたと言う。

答えに困り、次の質問に移そうとするジョシュだったが、そうはいかせてもらえない。
調べとくと、かわす。
次の質問は、ダニー。大統領にはインフレを食い止めるプランはあるのかと問いかけてきた。
大統領は、インフレに蓋をするために、あらゆる努力をするつもりだと答えるジョシュ。
すると、ケイティが、言い換えれば具体的なインフレ防止策はないということだと指摘する。
経済諮問委員会には、24人の専門家がいる。よって、防止策はあると、ジョシュは断言。
そこで、再び、ダニーが、ここでそれを発表しないのは、極秘だから?と訊いてきた。

ジョシュ「ええ、極秘のインフレ対策です。」



頭を抱えるCJ。



極秘のインフレ対策など、ある訳がない。

ジョシュ「その時から、事態はおかしな方向へ進み出したんです。」



そこで、対談は1度休憩に入った。
ジョシュは、トビーたちに連絡を取る。
何と、彼らは、まだウェスリー警察を見つけられずにいた。

トビー「サムは、近づいて来たと言ってるがね。
北極星だと思っていたのが、ラガーディアから飛び立った飛行機だったんだよ。
あのまま行ったら、今ごろ、海に突っ込んでる。」

ジョシュ「何で、そんなに、ウェスリー警察が見つからないんですか?」
トビー「分からないよ。でも、探す間に、大統領の極秘インフレ対策について聞かせてくれ。」
ジョシュ「いつまで、それ言い続けるんです?」



サムが、開いている店を見つけた。そこで、ウェスリー警察の場所を訊けばいい。

トビー「だったら、いっそのこと、ウェスリー警察で訊けばいいだろう。」
サム「あった~っ!」



ウェスリー警察署員は、いきなり大統領の部下だと名乗る2人の登場に事態がよく呑み込めない様子。



彼らを前に、サムにはトビーに言っておきたいことがあった。

サム「1つ言っときますけど、メリットパークウェーを29番出口で降りないで、
あのまま走ってさえいれば、何度も同じところに出ずに済んだんですよ。」
トビー「うるさい。」



ジョシュ「記者のダニーが投げたナックルボールに、僕はフルスイングをした。
その結果、大統領には、極秘のインフレ対策があることになってしまったんです。」



ジョシュは冗談だと言うが、記者たちは容赦しない。
次か次へと、極秘のインフレ対策への質問が飛んで来る。
しかし、ジョシュに答えられる訳がなかった。



ダニーが、だから言ったじゃないかといった表情を見せた。



ボロボロの状態で会見室から出て来たジョシュ。
彼を送り出すキャロルは呆れ果て、出迎えるドナは、当然、慌てていた。

ジョシュ「こういう時こそサポートするのが、僕の秘書だろ?」

サポートするわよと、ドナ。じゃあ、どんなサポートを?

ドナ「オフィスへ行って、極秘のインフレ対策を考えるの。」
ジョシュ「それが、サポート!?」



ジョシュのオフィスの入り口では、CJがかんかんに怒って仁王立ちで待ち受けている。



あいつは何処だと、トビーの声も聞こえてきた。
4大ネットワークは、ジョシュの大失態を今夜大々的に放送するだろう。
しかし、この期に及んでも、大した問題じゃないと言い張るジョシュ。



そこへ、サムが、問題が起きたとやってきた。ジョシュのことでは、ないらしい。
ジョシュは、思わず、良かったと口走る。

サム「でも、記者の質問をくだらないって言うのは、やっぱり拙いぞ。話し方の本、持ってるから、貸そうか。」
ジョシュ「サンキュー。」



新たな問題とは、メンドーサに関わることだった。



トビーは、メンドーサを最高裁判事にするべく議会の承認を獲得するという重責を負っていた。
承認を受けられなければ、バートレット政権は大打撃を受けることになる。
それに、もちろん、メンドーサこそ、最高裁判事にふさわしい人物。
しかし、彼は、自分を最高裁判事の椅子に座らせるためのホワイトハウスの努力になかなか報いてくれない。



今回は、メンドーサが大統領を批判したという。
オレアリー長官に謝罪させるべきではなかったと、シカゴ・トリビューン紙に発言したのだ。
彼は、今、ノヴァ・スコシアで休暇中。なのに、どうして連絡が取れたのかと、レオ。

ジョシュ「ノヴァ・スコシアにも電話はあるでしょう。アーミッシュの土地じゃないんだし。」
レオ「今、ホワイトハウスにいる人間の中で最も何も言う権利がないのは、君じゃないのかね?」

CJ「はいとうりょうに、ごほうこくしたほうがいいのでひょう…」
トビー「CJ、だから、当分の間は筆談にしてくれって、言ってるじゃないか。」

大統領はニューオーリンズへ向かっていて、6時間後に到着する。
そこを、すぐに帰って来てもらう。明日の早朝には戻って来れるだろう。

ジョシュ「ひと言いいですか?」
レオ「何だ?」
ジョシュ「僕らにも、責任はあります。大統領は、おそらく激怒されるでしょう。
明日の朝は、僕らも陰ながら補佐官を支えますので。」
レオ「陰ながらも何もないだろう。君がいなきゃ、話にならん。」



明日は、朝7時に集合することになった。大統領は、3時間は眠ることができるだろう。

ジョシュ「こういう事は、初めてじゃない。
大統領に指名されてからの2ヶ月間、ロベルト・メンドーサ判事が公の場で批判したのは、
労働総同盟産業別組合会議と米国法律家協会、それに、ニューヨーク州議会です。
この3つの団体抜きでは、大統領は当選できなかった。」

そして、今度は、オレアリー長官の件を蒸し返えされてしまった。
そこへ、再び、ジョシュの携帯が鳴る。
それは、サムたちのウェスリー警察への到着とトビーがメンドーサと面会していることを伝えるものだった。

ジョシュ「ホワイトハウスで一番目に大変なのは、大統領です。
2番目に大変なのは、首席補佐官でも、国家安全保障担当者でも、報道官でもありません。
とは言え、僕は報道官に尊敬の念を抱きましたけど。
ホワイトハウスで2番目に大変なのは、チャーリー・ヤングという21歳の青年です。」

私設秘書として、朝から晩まで、ありとあらゆる難しい仕事をこなす彼。

ジョシュ「1番、辛いのは、何か。それは、大統領を、時々、朝起さなきゃならないことです。」



問題の朝、大統領は3時間しか眠っていなかった。
6時半になり、チャーリーは官邸の寝室に電話を回してもらった。

チャーリー「大統領。」
大統領「大統領って、誰のことだ。」
チャーりー「大統領。これは、悪夢じゃありません。あなたは、現実に、大統領なんです。」



その一方で、メンドーサは、ホワイトハウスへの呼び出しを受けていた。

ジョシュ「普通、ホワイトハウスへ呼ばれたら、誰でも大体一時間以内に来るんですが、
メンドーサ判事は、なんと、3日後に行くと言ったんですよ。
何故、3日か。それは、車で来る上に、途中、コネティカットでアンティークを買うからです。」



その時点では、大統領は何も知らず、まだ眠っていた。
チャーリーは官邸の寝室に出向き、大統領を起す。彼を突いて…
すると、大統領の手がチャーリーの腕を掴んだ。

大統領「チャーリー、これは連邦法違反だぞ。わかってるのか?」
チャーリー「FBIは、見逃してくれると思いますよ。」



やっと起き上がった、大統領。

「君は、眠ったのか?」
チャーリー「眠ってません。」
「よし。」

執務室の隣では、スタッフたちが大統領を待っていた。

レオ「ノヴァ・スコシアから車で戻って来ると言うのかね。どうすれば、出来るんだ。」

サム「多分、まずカナダ大陸横断道でニュー・ブラウンズウィックへ出て、
そこから、海岸沿いに景色のいいルートでメイン州に行って、
90号線でニューハンプシャーを抜けて、ミルフォード辺りでメリットパークウェーへ入るんでしょう。」

トビー「君は、そういうところが実に不気味なんだよ。」



そこへ、大統領がやって来た。
レオが、昨日の会見で、ちょっとした事故、トビー曰く、大惨事が起きたことを報告する。

どんな事故?と、大統領。
俯くジョシュを、レオが促す。



ジョシュは、まず、CJが会見に立てたくなくなった経緯を話す。

大統領「で、誰が?」
ジョシュ「僕です。」
大統領「それは、いかん。」

そして、今日の新聞に、大統領には極秘のインフレ対策があるという記事が出るだろうと言う。

大統領「わたしに、そんな対策があるのか?」
ジョシュ「いいえ。」



誰がそう言ったのか?それは、もちろん、ジョシュ。
冗談のつもりで言ったはずなのに、
「くだらない質問」と言われた腹いせに記者たちに気がつかないふりをされたと訴える。

大統領「いいか、CJ、これからは、例え暴走したバイソンの群れに踏みつけられて、
頭から血が噴出しても、会見は必ず君がやれ。」



しかし、問題は、ジョシュの件だけではない。

トビー「大統領、あなたがジョシュを叩きのめすのを見たいのは山々ですが…」

メンドーサの件を持ち出す。

トビー「失礼ですが、あなたが指名した連邦最高裁判事には自覚が欠けてるんですよ。プロとしての。」

当のメンドーサは、今、どこにいる?と、大統領。
彼が、明後日にやって来ると聞いて、

大統領「宇宙にでも行ってるのか?」



皆が執務室を出て行った後も、1人残るジョシュ。

「誰かに訊かれたら、煙草はとっくに止めたし、大統領専用機で貰ったのは、友達用だと言ってください。」
大統領「早く、出て行け。」



司会者「判事は、どうなったんです?ノヴァ・スコシアから着いたんですか?」
ジョシュ「実は、まだなんですよ。アンティークを買いに、コネティカットへ寄ってるんです。」



メンドーサを逮捕した巡査部長は、運転が荒かったので酔ってなかったとは信じられないと言う。
しかし、彼は、誤解していた。

サム「メンドーサ判事は、進行性ではありませんが、慢性の肝炎を患っているので、酒は飲めないんです。
血中アルコール濃度が0.1%超えたら、死んでますよ。」

そう言うと、おもむろに、「美味いなぁ、これ。」と続ける。
署内の自動販売機のコーヒーの味に、感動したようだ。



一方、トビとメンドーサは…

正当な理由がない場合には、アルコール測定器は違法だし公民権侵害だと、メンドーサ。
トビーは、自分を呼ぶべきだったと言った。

メンドーサ「警察がわたしを止めたのは、ヒスパニック系だからだ。
強盗でもやりそうだと、思ったんだろ。」

そこで、トビーは、メンドーサに留置所を出てるように促す。
が、判事は、わたしは行かないと言い張る。

メンドーサ「車には、わたしの息子もいたんだぞ。
あいつらは、9才の息子の目の前でわたしに手錠をかけたんだ。
あの子と女房は、わたしがパトカーで連れ去られるのを見ていた。」

あなたの裁判官姿だって見てるでしょうと、トビー。

メンドーサ「裁判官が何なのか、あの子は、わかっていない。
警官はわかるんだよ。テレビで見ているからね。
記憶に残るのは、父親が手錠をかけられた姿だ。
こうやって、浅黒い肌をした怒れる男が増えて行く。」

トビー「判事の気持ちは、良くわかります。
わたしも、復讐したいと思うでしょう。法を通しての、復讐をね。
そして、やはり、しばらく1人で暗い部屋に籠もる。
そうすれば、妻と会わずに済むし、息子にも情けない姿を見せずに済む。

連邦最高裁判事になれば、ヒスパニック系への偏見を無くすことだってできるんです。」

メンドーサの心が動いた。



トビーは、警官たちにメンドーサと彼の息子にも謝罪するよう要求。
メンドーサは、彼らの謝罪を受け入れた。

メンドーサ「何も、急いで帰ることはないだろう。一晩、泊まってったら、どうだね。
いいアンティークがあるだよ。」
トビー「あなたには、全く叶いませんよ。」

サムから終わったと連絡を受けたジョシュは、これで最後ですと席に戻る。

ジョシュ「実は、まだ1つだけ言ってないことが。言えなくて…
危ない話じゃないんですが、只、今はまだ…上院がメンドーサを承認するまで待ってくれませんか。
いい話なので、是非、聞いてほしいんです。」
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by jd_tww | 2005-07-23 15:18 | Season1
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