ザ・ホワイトハウス S4-10 「感謝祭の前に」 ARCTIC RADAR

いいエピソードだったので、長くなっています。





感謝祭を前に、ヴィッキー・ヒルトンという海軍少佐の女性パイロットが、
部下で妻のいる中尉と不倫の関係を持ったことで憲兵隊によって逮捕された。
それは、不倫が罪なのではなく、不倫を止めるようにという命令に従わなかったから。
有罪となれば、2年の実刑も有り得る。 

バートレット政権が2期目を迎えるにあたり、閣僚は一旦総辞職し、
再度任命するかどうかを大統領に託す。

CJは、記者会見後、週刊誌の記者ミッチから抗議を受ける。
彼は、席順が最前列から4列目になったことが気にいらないらしい。
CJとしては、これから会見室にカメラが入るにあたり、
毎日来る訳ではない週刊誌に移動してもらったという。
3列目まではカメラに良く映るからだ。
しかし、ミッチは納得いかないう様子。

CJが、グッと綺麗になったみたい。


トビーがサムのオフィスへ入ると、彼は私物の片付けをしている。

何だか、ジワ~ッときてしまいました。

トビー1人で大統領の就任演説のスピーチの原稿を担当することを心配するサム。
彼には、もう手伝うことができない。

トビー「当てには、してない。」

トビーったら、無理してる。

現在のホワイトハウスの広報部のスタッフには、就任演説を任せられる人材はいない。
それが、現実だった。

サム「別れが、辛い?」

決まってるじゃない。

「(レイカーズの)旗は置いて行け、どうせ、戻って来る。」

そう言うと、トビーはオフィスを立ち去った。
しかし、サムは旗を箱に入れる。

サムは飄々としていたけれど、行く限りは、勝ってもう戻ってこないというつもりでいるのでしょうね。


ドナは、ジャック・リースに自分のことをどう思っているか訊いて欲しいとジョシュに頼む。

ドナは必死みたいだけど、その場合、ジョシュに頼むかなぁ?(笑)


ヴィッキー・ヒルトン少佐の件で、エイミーがジョシュに会いに来た。
大統領と会えるように取り計らって欲しいと頼まれたのだ。
しかし、ジョシュは、ホワイトハウスはこの件に関わるべきではないと考えている。

エイミー「ヴィッキーの言い分を聞きもせずに、決めたの?」
ジョシュ「だって、それを聞いた後、決めたら、女性に不評を買うだろ。」
エイミー「よければ、今すぐ、女性の怖さを思い知らせてあげましょうか。」


エイミー、怖い…

レオ「全く、子供じゃあるまいし。」

レオにはこう言われてしまったけれど、ジョシュとエイミーがお互いの真似をする場面は、微笑ましかった。
(原語版も、もちろん、お勧め。)
それに、今の2人には、ドナの場合とはまた違う相性の良さを感じる。



サムは、カリフォルニアの自分のための選挙事務所へ。
これまで力になってくれたウィルは、休暇にニースへと発とうとしている。
その彼に、サムは休暇の延期を頼む。
大統領の演説でトビーを手伝ってもらいたいのだ。

サム「君しか、いない。」

普通の演説じゃない。大統領就任演説なのだから。
誰にでも書けるものじゃない。
トビーが自らウィルを望んでいるかのように話すサム。
ウィルは、ニースに向う途中ワシントンによることを承諾した。


週刊誌の記者ミッチは、まだ、席順の変更に拘っている。

「わたしの記事が、気に入らなかったからですか?」
CJ「態度もね。でも、そのせいじゃありません。」


さりげなく辛辣なCJが、カッコいい


ジョシュは、フィッツウォレスとヴィッキー・ヒルトンの件で会う。
女性団体とはもめたくないので、大統領を巻き込まずに解決したい。
フォッツウォレスも、この件に首を突っ込むつもりはなかった。
問題は、彼女がただのパイロットではないということ。
女性として多くの障害を突破してきたのだ。
しかし、フィッツウォレスが介入しても、不名誉除隊にすることができるだけ。
放っておいても、そうなる。

ジョシュ「それは、とても妥当な処分だとは思えません。」
フィッツ「わたしも、同感だ。」
ジョシュ「僕が、あなたを尊敬しているのはご存知でしょう。」


そして、軍隊の全てに敬意を抱いていると言う。

フィッツ「何が、言いたい。」
ジョシュ「補佐官に話します。」
フィッツ「よし、それが、正しい選択だ。」



トビーをウィルが訪ねて来た。

トビー「スピーチライターの仕事がしたい?」
ウィル「違います。」
トビー「と、言うと?」
ウィル「スピーチライターには興味がありません。」


ウィルは、トビーに助けを求められて来たつもりなのですから。
トビーは、1人で大丈夫だと言う。
何より、ウィルには経験がないと。
それに対して、州知事のスピーチを書いていたというウィル。
トビーはそれを読んだことがあるが、議会では通用しないという。
ウィルも、トビーのスピーチ・ライターとしての問題点を突いてくる。
そこで、トビーは、ウィルに宿題を出す。

サムによって初めて会うことになった2人ですが、ぎこちない感じ。
サムとはまた違う率直な物の言い方を、トビーはどう感じているのかな。


レオ「大統領にとって、それは、火薬庫だからな。」

チャーリーは、レオから頼みごとをされる。
大統領への国連事務総長からの電話を理由は伏せて取らせないで欲しいというもの。
国連とNY市当局が駐車違反を巡って、もめている。
外交官たちが、所構わず好き勝手に車を止めるからだ。
その上、罰金を払わない。
そこで、市当局は、一斉摘発で車をレッカー移動させる。
それに対して、国連の事務総長が文句を言ってくるのだ。
そうなると、大統領が大爆発すること間違いなし。

あの大統領なら、特権を利用した勝手な行為は、断じて許せないでしょうね。


チャーリー「相手を選んで好きになれなんて、命令することはできませんよ。」

レオが、ヴィッキー・ヒルトンについてチャーリーにどう思うか訊ねた時の答え。
明快な答えを即答。でも、軍隊というところは、特殊な世界なのでしょうね。



レオも、トビーはサムの代わりの人間を探すべきだと考えている。

トビー「サムが抜けた穴は、大きいですが…」
レオ「名コンビだからな。」


ほんと、そう思う。

トビー「この仕事が務まるスピーチライターは、ほんの一握りです。
それに一般教書演説を書けるほどの人間が、何人もいたら奇跡だ。
サムは、貴重な人材だったんです。」



レオは、トビーにもヴィッキー・ヒルトンのことを訊ねる。

トビー「あれほどのパイロットは、そうはいない。
だから、彼女が誰と付き合おうと、不問に付すべきですよ。」
レオ「ジョシュも、そう言っていた。」


ジョシュ、レオと話をしたのですね。
それでも、どうにもならないのでしょうか…



ジョシュは、偶然、大統領執務室でジャック・リースと出会う。
そして、ドナのことを切り出してみる。
出会った投票所で票を交換して欲しいと言われた時には、彼女のことを面白いと思ったと言うジャック。
そこで、ジョシュは、これまでのドナの面白い話を披露。
テニスプレーヤーへのファンレターを取り戻そうとポストに手を突っ込んで逮捕されかけたり、
展覧会で下着を落して来たこともあったとなど、彼女がこれまで起こした騒動を挙げて行く。

いきなりそんな話を聞かさせると、誰でもちょっと引きそう。
ジャックに自分にどうしろと?と訊かれて、ジョシュは何も言わなかった。
邪魔したい本能が働いたかな?


ジョシュは、ドナにジャックと話をしたと報告。
もちろん、その内容に、ドナは慌てる。

ジョシュ「微笑ましい話だろ?」
ドナ「わたしをよく知ってる人にとってはね。
でも、就職の面接でそんな話をしたら、落されるに決まってるでしょう。」
ジョシュ「君が面接に来た時は、もうこの仕事に就いてるって顔してたからね。
展覧会で下着を落したって聞いても、採用してたよ。」


ジョシュは、ドナの面白い一面を本当に買っていそう。
だから、ジャックにもあんな話を率直に聞かせてしまったのかも。


ドナは、カンカン。
もう一度、ちゃんと話をしていきて欲しいと言う。

ジョシュ「政府の仕事が終わったらね。」

そう言いいつつ、すぐに行動を起したかも。


ヴィッキー・ヒルトンの件で、レオは大統領に関わるべきでないと進言する。


会見室の席替えの件では、CJがミッチに折れることになる。
週刊誌で記事にされては、たまらないからだ。
ミッチの席は元通りに。
ただし、彼が不在の時にも誰かを座らせておかなければならない。

CJ「その人にもちゃんと準備させておかなくちゃ駄目よ。恥を掻かないように。」

CJが折れる事態になっても、釘はしっかり刺しておく。
いい気味。そして、もう1つ…


CJ「ちなみに、ダニーは4列目だけど、ピューリッツア賞を取ったわ。」

ダニー復活の予告編みたい。


ジョシュは、ジャックのオフィスを訪ねる。

ジョシュ「君に誘われたら、ドナは...多分、OKするよ。」

今度は、ちゃんとドナがジャックに誘われたいと思っていることを伝えるジョシュ。
ジェラシーが感じられないのが、残念(苦笑)でも、いい奴です。


ジャックは、ホワイトハウスに赴任したばかり。
仕事の邪魔になることは避けたいと言う。

ジョシュ「邪魔になること?」

と、鋭く反応。
ほんと、邪魔になることって…
ジャックの方は、ドナに興味はあるけれど、それ程ドナに心惹かれてはいないという感じなのかな。
ドナは、そんな相手でもいいのかな?


ジョシュ「ちなみに、正しくは、ドナテラだよ。
ママがイタリアで、パパがアイルランド。」


秘書のことはそんなに話さないと言いつつ、ドナのことに詳しいジョシュ。



大統領は、ヴィッキー・ヒルトンのことで納得が行かない様子。
レオのオフィスに乗り込むと、これまでの大統領や将軍の不倫を挙げ、

大統領「GIジェーンだけが裁かれ、GIジョーはお咎めなしか?」

そして、チャーリーの大統領に国連事務総長からの電話を取らせない作戦は、行き詰る。
駐車違反の件だとわかると、電話に向って、「標識が読めないのか!」と、怒鳴り始める大統領。
相手は、事務総長の秘書だったけれど…

大統領「本気で思っているのか?ヴィッキーが今回の命令に背いたことで、戦闘命令にも背くと?」
それに対して、「上官に戦闘命令を出された兵士が、上官と自分の妻との浮気を疑うようなことがあってはならない。」と、レオ。
大統領は、それは正論だと認める。しかし、引き下がった訳ではなかった。

大統領「わたしは、まだ誰の意見を却下するとも、誰を許すとも言ってない。
ただもっと多くの人から意見を聞こうと言ってるだけだ。」


大統領の正義感が、大爆発!という感じでした。
レオのオフィスに乗り込んだり電話に向って怒鳴る場面は笑わずにはいられなかったけれど、
本当に大統領は善き人です。


大統領「これからの4年間は、本当の正念場になる。
共和党議会との闘いだ。彼らは、私を憎み、君のことをもっと憎んでる。
覚悟ができてるか?」
レオ「勿論、大統領についていきます。それが、私の望みですので。」


新たな決意表明の場面となりました。
闘志に満ちた大統領って、やはり素敵。
他のスタッフたちにも、いて欲しかったな。



ドナにジャックから電話があったという。
今夜、飲みに誘ってくれたらしい。
すっごく楽しみ。と、無邪気なドナ。

ジョシュ「あれは、本当に微笑ましい話だよ。
あれで、君をもっと好きになった。」


胸がキュンとなってしまった。
ドナは、ジャックのことで胸が一杯になってたみたいだけど…
ジョシュは、ドナの魅力にちゃんと気がついていたのですね。
いえ、誰よりも分かっているのかも。

さて、ジャックとのデートにウキウキしているドナ。
彼は、ドナの気持ちにちゃんと応えてくれるのでしょうか。
どこか冷めてる感じがするのです。


そして、ジョシュはドナに明日は休んでいいと言う。

ドナとジャックの関係にジョシュの心が揺さぶられるのを期待していたけれど、
今回のジョシュは、ドナを心から可愛い部下で妹だと思っている優しい上司であり兄貴のようでした。
そんな彼も、もちろん、好き。


スター・トレックマニアの新人女性スタッフとも理解し合えたみたいだし(笑)
ジョシュの諭し方が、またいいんです。
ハートが感じられて…

彼も見てるんだ~スター・トレック。
それにしても、ジョシュがマニアの条件にいろいろ並べ立てていたけれど、
ただのファンがマニアの世界を知っていることが、何となくおかしい。
私はスター・トレックは全く知らないけれど、間違いなくTWWマニア。
だけど、グッズを身に着ける趣味はないですよ。



ウィルが、トビーの元へ宿題を持ってやって来た。
トビーも自分が書いた原稿をウィルに渡す。

トビー「これは大したもんだよ、ウィル。」

トビーがそう言うなんて、優れた内容であることが伝わってくる。

しかし、トビーの方は、スランプに陥っていた。
以前にも経験したが、今回は深刻そう。

トビー「愚痴を言って申し訳ないが、同業者じゃないと、わかってもらえないからな。」

トビーがそんなに深いスランプに陥っていたなんて…
思わず愚痴をこぼしてしまうトビーを愛しく感じました。


今回は、原因が掴めない。
2度目の就任演説は、世間の見る目が厳しくなる。

トビー「わたしは、歴史に名が残せると思ってたんだがねぇ。
その域に達すると、今のわたしは自分のために書いてる。
それじゃあ、意味がない。だが、書かなければ、存在意義がなくなる。」


トビーの告白に、ただ聞き入ってしまう。

ウィルは、トビーに息抜きを勧める。

ウィル「あなたは、凄い人ですよ。ただ今は、助っ人を必要としているだけですよ。」
トビー「さっきから、君の何かが、わたしの癇に障るんだよ。何だかわからないが、言葉の端々に感じる。」


ウィルは、ニースでの休暇を終えた後、手伝わせてもらうと申し出る。
トビーも、そうしてもらえると助かると返した。

ウィルは、サムから渡されていた封筒をトビーに渡す。

トビー「昨日は、忘れたのか?」
ウィル「僕は、宅配便じゃありませんから。」


そう言うと、ウィルは立ち去った。

サムからの封筒の中には、メモが入っていた。

"彼は、仲間だ。"

そこへ、ウィルが戻って来た。そして…

「今日から、手伝いましょうか?」
トビー「あぁ」


ウィルの才能に惚れこんで助けを求るトビー。
相性は、今のところ微妙な感じ。
その緊張感のある関係にも心惹かれるものがあるけれど、
これから助け合って仕事をして行く中で、変わってくるはず。
その過程を見守って行きたいです。

でも、トビーが新しいパートナーを見つけたことに、寂しさも。
ウィルは好きだけど、この気持ちだけは、どうしようもありません。

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by jd_tww | 2005-12-08 11:13 | Season4
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