ザ・ホワイトハウス S4-9 「命の重み」 SWISS DIPLOMACY

1人の少年の命と真剣に向き合いながら、ジョークを忘れず、部下を思う大統領に、惚れ惚れ。





記者会見へと向う大統領。

何だかとてもノッている感じ。だから、レオは心配な様子。

レオ「あなたのジョークが通じない人がいますので、会見では、どうぞお気をつけて。」
大統領「君には、通じる。」
レオ「通じてしまう自分が、不思議ですがね。」


大統領は、会見室に入って行った。

一方、スイスの駐米大使が、レオのオフィスに来ている。
大使は、イランからある仲介を頼まれていた。
シーア派の宗教指導者の息子がアイゼンメンゲル症候群という心臓病を抱えていて、
心臓と肺の同時移植以外に助かる道はないという。
日本では未だ成功例はなく、アメリカだけが頼り。
ドナーは既に国境なき医師団から確保できていた。
指導者の身内の者が、医師団に頼みこんだという。
そして、NGOを通してスイスに要請があったのだ。

レオ「相手がアメリカという異教徒だからとは言え、それはまた随分回りくどいことを。」

人の命がかかっているのに、外交の壁が邪魔をするなんて…

イランの国会は、強硬派が優勢。
そして、ミサイル実験が迫っていた。
指導者は右派とはもめたくなかったのだろうと、大使は言う。
レオは、大統領に話をすると伝えた。

傍らのテレビでは、大統領の会見の様子を映し出している。

大統領「今のは、ジョークだよ。君には、通じないかもしれないが。」

レオは、やれやれといった様子。

でも、画面に映る大統領の表情は活き活きしてたような(笑)

ドナは、APとベトナム大使の奥さんジュディ・ヴァンダーベースから電話があったことをジョシュに伝えた。
ジョシュは、APの方に興味が持つ。
そこへやって来たトビーによると、院内総務のトリプルホーンがジョシュが処方薬問題に待ったをかけてると言っているという。

ジョシュ「ふざけてますよ。さっきまで、一緒に選挙活動をやってたのに。」

トビーは、ジョシュに彼と会ってくるように言う。

ドナ「ジュディ・ヴァンダーベースの方は?」
ジョシュ「こうしよう。何の用なのか訊いて、そっちで解決してくれる?任せるよ。」


最初から、ジュディの電話を重要じゃないと決めつけているようなジョシュ。それでいいの?

ドナ「あなたって、ほんと、ちゃらんぽらん。」

言えてるっ

ジョシュ「そう言う君は…駄目だ。言い返そうと思ったけど、何も出ない。」

一瞬、ドナに見とれてたのかと…(笑)

トビーは、オフィスでカレン・クロフトと会う。
彼女は、今回の選挙で127票の差で落選していた。
トビーは、彼女にふさわしい次なるポストを見つけていた。
彼女が望む国立公園局の仕事。それも、局長の椅子。
カレンは、やる気満々の様子だ。

サムは、民主党からカリフォルニア47区で行われる選挙の候補として推薦を受けた。
ウィル・ベイリーが、記者たちに選挙のスタッフを発表する。
そこで、選挙対策本部長がウィルでないことを知り驚くサム。

誰もが、どうして!?と思うはず。

サム「スコットが本部長?じゃあ、君は?」

ウィル「一市民だよ。」


オールスター・チームだというウィルに納得いかないサム。

エルシー「サムが欲しいのは、兄さんなのよ。」

ウィルとエルシーの関係が、今だに不明。

共和党側に対抗するには協力なメンバーを揃えないとと、ウィルは言う。

サム「僕を担ぎ出しといて、自分は逃げるのか。」
ウィル「サム、自分から出たんだろ。でも、僕にも責任がある。だから、ベスト・メンバーを。
民主党もわかっただろ。どの選挙区も無視するべきじゃないって。」


大統領は、手書きで選挙でお世話になった人にお礼状を書いている。

こういうところも、好き。

移植手術を待つ少年15歳の受け入れに、宗教やミサイル実験問題が持ちだされる。

大統領「シーア派も、なにもない。」

大統領は、移植の準備を進めることを決める。
あと必要なのは、ドクターと資金のの確保だ。

ジョシュは、上院議員会館へ院内総務のトリプルホーンに会いに行く。
彼は、既に次の選挙戦を意識していた。
アイオワとニューハンプシャーの選挙ボランディアをホインズが囲い込んでいることに不満を洩らす。
ホインズは、ホワイトハウスを利用して民主党の指名を取りつける気だと言う。

トリプルホーン「ホインズには、相続させない。民主党を中道派にはしたくないからな。」

ジョシュに自分を甘く見ているのじゃないかと言う。

トリプルホーン「君をスタッフに雇いたい。選挙に強いからじゃなく、信念があるからだ。」
ジョシュ「今は、その気になれませんよ。まだ前の選挙が終わったばかりですから。」


選挙となると、ジョシュは男女問わずにモテそう(笑)

ホインズは、地方のボランティアを手放すべきだと言う。
そうしないと、指名獲得争いが早まると。

カレンの国立公園局長の話が、無くなった。
局長にポストには上院の承認が必要になったからだ。
彼女は、上院から嫌われていた。
何故か?
彼女は、ガソリン税の引き上げを促進していた。
それは、ホワイトハウスが頼んだからだった。
その上、院内総務はホインズのことでピリピリしている状態。
今の時点では、どうしようもない。

カレンは、驚く程に冷静に受け留めてた。

CJが、ロイターがイランの宗教指導者の息子が渡米すると伝えたと大統領に報告した。

CJ「我々は、承知してるんですね?」
大統領「承知してる?当然だろう。」
CJ「指導者が、声明を出しました。真っ向から、否定してます。
我々は、自力で対処できる。アメリカの干渉は、イスラムへの侮辱である。」


大統領は、憤りを感じずにはいられない。

この期に及んで、そんな声明を出すイランの指導者。
哀しすぎる。


大統領が、レオが持っていたマーガレットのメモに目を通す。

「イランは、世間の同情を引くのが得意。」

大統領「なるほど、マーガレット名言集に入れよう。」


マーガレット名言集、欲しいな♪
大統領が少年の運命を政治に利用しない姿勢に、惚れ惚れ。


ジョシュ「トリプルホーンは、僕をホインズのスパイだと思ってる。
ドナ「実際は?」
ジョシュ「違うと思うけどね。」


ドナは、ベトナム大使夫人ジョディから事情を聞いていた。
ラックリー議員の妻トリッシュが議員団のアジア訪問で問題を起こしたらしい。
訪問先でジュディはトリッシュに1500ドル貸し、トリッシュは小切手で返した。
それが、不渡りになったのだ。

ドナ「ジュディは、カンカンよ。ジョシュ。」
ジョシュ「何で、僕に怒るの?」
ドナ「あなたが、ラックリーを議員団に。」
ジョシュ「議員団に入れたのは僕だけど、あとは、国務省に任せたよ。」


ジュディが電話しても、ラックリー議員は出ないという。

ジョシュ「じゃあ、君から電話して。」

そんな揉め事の対処まで頼まれるとは…

ジョシュは、トリプルホーンがホインズのボランティアの抱え込みに激怒していることをトビーに話す。
カリフォルニアで投票の終わった10分後には、押さえてた。
ホインズに手を引かせなければ、ならない。

ジョシュ「でも、本命はホインズでしょ。」
トビー「多分な。」
ジョシュ「我々は、ホインズに大統領選出馬を断念させた。まだあなたの番じゃないと言ってね。だから、今度は…」
トビー「順番は、関係ないだろ。」


ジョシュが、複雑な表情を見せた。
ホインズに大統領選出馬を断念させる前に、ジョシュは彼からバートレットに寝返っていた。
それに対して、負い目を少なからず感じているのかな。


少年がアメリカに向う手はずは整ったものの、肝心の医者がいないという。
専門医は、3人だけ。
1人目は、オペの真っ最中。
2人目は、今、K2の北側斜面にいた。
そして、3人目は…アッサン・モハビ。イラン出身で、父親をイスラム原理主義組織に殺されアメリカへ逃げて来た人物だった。

大統領「彼に父親の仇の息子を助けろっていうのか?とんでもない皮肉だな。」

大統領は、アビーを呼ぶようにチャーリーに指示する。
彼女は、今、女性議員団の会に出席しているという。

大統領「ヘルメットとプロテクターを着けて乗り込め。」

何てこと言うんでしょう(笑)
女性議員たちに聞かれたら、怖いですよ~


ドナ「踏み倒しラックリー。」

ドナの正義感を揺さぶってしまったらしい。

ジョシュ「踏み倒しは、言い過ぎだろう。」
ドナ「借金、返さないのよ。」
ジョシュ「そりゃまぁ、そうだけど。」
ドナ「あなた、お金にうるさいでしょ。」
ジョシュ「僕が?」


ジョシュって、いい加減かと思ってた…意外な一面を発見!

ジョシュ「駄目だよ。煽てたって。そうやって、僕にこの問題を押しつけるつもりなんだろうけど。」

ドナ「でも、議員って、給料安いんでしょ。」


15万ドルぐらいだという。

ドナ「家を2つ持って、子供を飛行機で行き来させて…」
ジョシュ「あのね、同情したくなるなるのもわかるけど、
君が言ったことは危険だよ。年収が15万ドルだから、
借金を踏み倒しても大目にみてやっちゃどうだって、
そんな風に聞こえるからね。」

ジョシュ「屁理屈ばっかり。」


でも、上手いって思った(笑)

大統領は、アビーに少年のオペができる医者に問題があることを相談する。

アビー「やるしかないわ。」

サミュエル・マッドはリンカーン暗殺犯の足を治したと、アビー。

アビー「目の前にいる患者を救うことは、医者の義務なのよ。」

大統領は、大事なことを忘れていると言う。
サミュエル・マッドは、反逆罪で有罪になったと。

アビー「それでも患者を救うのが医者ってものでしょう。」

きっぱりと言い切るアビーが素敵。

大統領「魔女たちの会に戻れ。」

ジェドったら、調子に乗りすぎかも。

ホインズ「最後の休暇がいつだったか、思い出せないよ。君も休みを取った方がいいぞ。」
ジョシュ「一緒にハワイに行きましたよね。あそこは気候もいいし、ビーチはいいし、医療保障は充実してるし。」

ジョシュ「ちょっと、お話があるんですが。」
ホインズ「大歓迎だ。君とはこの間、飛行機で話した時も楽しかった。これからは、もっと…」
ジョシュ「選挙ボランティアの囲い込みを、やめてください。」
ホインズ「何だって?」
ジョシュ「選挙は、終わったばかりです。4年後を見据えるのは…」
ホインズ「そんなことを言いに来たのか?」


何を話に来たと思っていたんだろう?

ジョシュ「トリプルホーンから苦情が来てるんですよ。」
ホインズ「放っとけばいいだろう。私には、私の義務がある。」
ジョシュ「憲法で定められた職務の方が優先でしょう?」
ホインズ「言われるまでもない。勿論、憲法上の職務は果たした上でやってるんだ。」

ジョシュ「今度こそ、国を変えたい。最後のチャンスですよ。ジョン。」

ホインズ「副大統領と呼んでくれないか。」

ジョシュ「今後は、様々な方法で…」
ホインズ「敵の敵は、1番の味方になり得る。」
ジョシュ「それは、どういう意味ですか?」

ホインズ「君を首席補佐官にと思ってた。」


ジョシュのことをそこまで考えていたホインズ。
その裏切りは、応えたでしょうね、


ジョシュ「議員の半数は、大統領選に出る。僕は、大統領のスタッフです。
あなたのスパイだと思われてたんじゃ…」
ホインズ「わたしのスパイだと?そう思われたって、損はないだろ。」


ホインズは、オフィスのドアを開ける。

ホインズ「記憶違いだな。ハワイへは行ってない。」
ジョシュ「えっ?」
ホインズ「やめたんだよ。ハワイは。君とは、モンタナでいかだの急流下りをした。」


イラン人のドクターモハビが、執務室に通された。
彼は、大統領に手術を断る。
イラクでは、罪の無い人が真夜中に連れ去られ、時には、何ヶ月も拷問されると言う。

ドクター「わたしには、敵です。」
大統領「敵かどうかは、わたしが決めることだ。15歳の少年は、敵じゃない。」


しかし、彼の家族が今もイランにいると言う。
もし、オペに失敗したら…とドクター。

大統領「わたしが持てる全ての力を使って、君の家族を守ろう。
今こそ世界を変えるチャンスだと思わないか?」


そして、少年を診て欲しい。そうすれば、少年を救いたくなるだろうと言う。
そうならなかったら、指導者にとっては自業自得だと。

レオ「携帯でかけてくるかな。」
ジョシュ「それはないでしょう。ボランティアもわきまえてますから。
あの時、僕は、電話してた。急流下りしながら電話できると思います?」
レオ「それは、どう考えても無理だな。」


この辺りの会話が、分かり辛い。

トビーは、カレンに国立公園局長のポストを諦めて欲しいと話した。
彼は他のポストを探しているが、上院の承認が必要なものばかり。
議会には、彼女の敵ばかり。
トビーは、彼女の落選は自分の責任だと思っていた。
通るはずもない法案をカレンに出すように大統領に頼んだのは、彼だったから。
しかし、頼まれたから、そうしたのじゃなかった。
彼女は、自分の信念に従っただけ。

カレン「キリスト教では、信仰を貫こうとするものは、必ず磔か断罪に終わるわ。
それは、行動や経験とは無関係なの。運命なのよ。」

「生活の中にも選挙活動の中にも、全てに信仰が生きてる。
勝つこともあれば、負けることもあるのよ。」


とても印象に残る台詞だった。
もちろん、共感できたとかじゃなく、宗教を持たないわたしには想像もつかない精神世界だから。


ホワイトハウスへ戻って来たサムは、大統領執務室へ向う。

大統領「サム、必要なら、ここを辞めてもいいんだぞ。」
サム「辞めませんよ。僕は、絶対、辞めませんから。」


大統領「義理立てする必要は、ない。心のままに走れ。走れじゃない、歩けだ。
でないと、周りを見失う。負けるのは仕方ないが、わたしに遠慮したら承知しないからな。」

辞めてもいいなんて、一見、寂しい言葉。
でも、チャンスを掴もうとしている者を快く送り出そうとする大統領の心意気を感じた。
心のままに…素敵な言葉です。


サムと入れ替わりに、レオがやって来た。

レオ「何人のボランティアをホインズのために押さえたんです?」
大統領「いや、わたしは、何も…」
レオ「47人です。電話をなさったんでしょ。」
大統領「わたしは、選挙の礼を言っただけだ。それをどう思うかは、彼らの勝手だろ。」
レオ「ホインズをよろしくという意味にとったんです。」


ハワイをやめて川下りに行った…そこから、どうして大統領に繋がったのか?

イランは、恐らく、ミサイル実験を2週間早めるだろうと、レオ。
大統領は、公邸に帰る支度を整えた。

レオ「例の少年は、15分前に手術室へ入りました。」
大統領「モハビの一日は、これからだ。」
レオ「我々の一日は、まぁ、無事に終わった方です。」
大統領「まぁ、そうだな。」


そして、大統領は執務室を後にした。

手術の成功を祈るばかり。
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by jd_tww | 2005-12-01 08:57 | Season4
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