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ザ・ホワイトハウス S1-14「安息日」"Take This Sabbath Day"

ジョーイ・ルーカス初登場、そして、
死刑制度について考えさせられるエピソードでした。

エピソードの中で、シナゴーグ(ユダヤ教の教会堂)のシーンとエンディングに流れる歌曲は、
The West Wing Continuity Guideによると
"Hashkiveinu"と呼ばれるユダヤ教の祈りの歌の一節だそう。
物悲しい歌声が、いつまでも耳に残ります。

そして、気になる小道具が、こちらの写真。
CJのオフィスのデスクにありました。
アリソン・ジャニーの子供の頃の写真でしょうか?

エピソードガイドは、こちら



ジョシュ「終わったら、靴買ってあげるから。」

本当に買ってあげた例は、なさそう(笑)

それよりも、ドナにはジョシュが羽目を外しすぎないか心配な様子。
完全にジョシュの姉さん女房になってました。

そして、ボロ雑巾みたいになってしまったジョシュ。
ボロボロなのに、それでも可愛いと思ってしまうわたしって…

ぶつぶつ言いながら帰り支度するサムも、可愛いかったです。
でも、結局、彼は休暇を放棄。
最初にボビー・ゼーンの電話に出た時から、
サムにこの件を置いて帰るなんて不可能だって思ってましたよ。

ジョーイ・ルーカス、初登場。
ため息がでるほど美しい女性ですが、
その上、手話はもちろん、表情や仕草、表現が豊かで、
本当に魅力的な女性です。

ジョシュとは最悪な出会いとなってしまったけど、
2人のやりとりには最初からワクワク。
大統領自らホワイトハウスの案内を申し出てくれて、
ジョシュにふふんって感じのポーズを見せるところなんて、
彼の反応も含めて、特にお気に入り。

大統領の質問に堂々と自分の意見を述べるジョーイは、
これまた、カッコいいんです。

そのジョーイから意見を聞くだけ聞いて、
彼女の訴えにちゃんと応じず執務室から追い出してしまう大統領。
らしくないって思っていたら、ラストにジョシュを通じて謝ってましたね。ホッ

そして、ジョシュは、ジョーイに無様な姿を見せただけで終わりませんでした。
大統領からのメッセージを届けに来ただけなのだけど、
いつもの自信に満ちた姿で彼女の前に現れます。
そして、あの笑顔と笑窪が、少なからずジョーイをトキメカせたかも。

今回は、死刑について考えさせるエピソードでしたが、
チャーリーの「僕は、そいつを死刑にしたいと思いません。この手で殺したいんです。」が、
胸に突き刺さりました。

CJの「母親の名前がソフィアだなんて、できれば知りたくなかったのよ。」
この言葉も、心に残ります。
自分たちと同じ、人の子なんだという事実を突きつけられますよね。

わたしは、ただ漠然と死刑制度について考えると、
それは人が人を殺すことを認めてるようなものだと、
死刑にするよりも一生牢獄に閉じ込めておくべきなのじゃないかと思いながら、
いざ、酷い事件を目の当たりにすると、死刑を与えるべきだと感じることがあるし、
それで遺族が100%慰められることはないだろうけど、
気持ちに一区切りつけることができるならいいのじゃないかと思ったりします。

チャーリーの立場だったら、サイモン・クルーズの母の立場だったら、
その時の感情に左右されるばかりで、
一生、考えをまとめることなんて、できないでしょう。

「時々、自分のしてることが、何が何だか分からなくなります。」
サイモン・クルーズを助けようとしていたサム。
正しいと信じての行動が、今度は壁にぶつかってしまいました。
大統領には話すら聞いてもらえず。
だけど、大統領は、ただ門前払いしたのでなく、
サムの顔を見てられない心境だったのかも。そう思いたいのです。

ラスト、ジェド・バートレットとして懺悔を受ける大統領。
今回のような判断を、結局1人で下さなくてはならない。
酷な仕事だと、つくづく思いました。
by jd_tww | 2005-07-12 02:45 | Season1
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