ザ・ホワイトハウス S1-9「問われた過去」

金魚のゲイル初登場。

エピソードガイド兼感想です。感想は、最後に。





月曜日 朝。
ジョシュのオフィス。
頭上からは物音が。
しかし、受話器を手にしたジョシュとCJは、それどころじゃない。
ジョシュ「現時点でのお考えでは?」
電話の向こうの相手の答えに、興奮している2人。
そして、電話を切るなり、ガッツポーズ。



ジョシュ「僕が中心になって、何度も電話したよねぇ。
でも、手柄を独り占めする気は、ないよ。
肝心なのは、やったってことさ。それも、僕の力で!」



そして、CJがジョシュに抱きついて、喜びを分かち合う。



ジョシュは、大統領執務室へと向かった。
ドナから「はしゃぎすぎ。」と言われても、気にしない。
彼に合流するサムやトビーも上機嫌。

サム&ジョシュ「やったぜ、大将!」

と、胸を合わせる2人。



連邦最高裁判事が、内定したのだ。

「これは、デカイぞ。」と、大統領。



まず、司法委員会の委員長と幹部、両党の首脳陣を集める。
そして、マスコミに対しては、木曜の午後に大統領が判事を発表するとCJから知らせる。

と、「CJは?」

と訊ねるレオの背後から現れた彼女。

レオ「首に、鈴でもつけてくれ。」



トビーは、もう1度最高裁判事に内定したハリソンを吟味したいと言う。
そして、CJに釘を刺す。

「もし、わたしがいいという前にハリソンの名前がマスコミに洩れたら、君の責任だ。
只じゃ済まんから、気をつけろ。」
CJ「恐い顔する時の部長って、とても素敵。」

トビー「ハリソンを連邦最高裁の椅子に座らせる。必ず、座らせるぞ。」



新しい連邦最高裁判事候補は、メイソン・カボット・ハリソン3世。
申し分ない経歴の彼ならすんなり決まるだろうと皆が喜ぶ中、ドナは冷静。
それよりも、ジョシュのオフィスの上の階でのメンテナンス工事の音の方が気がかりなくらい。



ドナ「期待しすぎは、駄目。」

ドナ「だって、外れたら、わたしのアパートで酔っ払って、ルームメイトの猫に
当り散らすでしょ。」



「楽観は、禁物。」と、続けるドナ。

「いったい、どんな悪いことが…」と、ジョシュが言いかけた時、

それが起こった。

天井からコンクリートの塊が落ちてきた。



大統領は、引退会見を前にしたクラウチ最高裁判事から新最高裁判事の選定に
異議を受ける。
例えば、ヒスパニック系の判事メンドーサを真剣に考慮したかどうか。
クラウチ判事は、形だけだと見ているようだ。
そして、選挙では強硬派だったバートレットが、今ではすっかり中道派の道を進んでいると
指摘する。
3年後には、ガッツのある共和党に負けるだろうと。



あと数センチで死ぬところだったと、大袈裟なジョシュ。

ジョシュ「でもさぁ、神様って、ほんとにいるみたいだね。
ここにコンクリートの塊を落とされる人間がいるとしたら…やっぱり…」
ドナ「何?」
ジョシュ「君だよ。」



ジョシュ「死にかけたんだから、優しくしてよ。」
ドナ「死んだら、優しくしてあげる。」



ピーター・リリエンフィールドが会見を開くと、マンディが情報を持ってきた。
しかし、ジョシュたちは全く気にかけていない様子。
マンディだけが、不安を感じている。
最高裁判事が内定した今、不測の事態が起こっては困るからだ。

リリエンフィールドの会見が始まった。
最初は、トビーも興味を示していなかった。
ところが…リリエンフィールドが、ホワイトハウスの職員たちは堕落しきっていると、
そのうちの3人に1人が日常的にドラッグを使用していて、
それも鎮痛剤や解熱剤のことではないと言い出すと、
さすがのトビーも顔色が変わった。



急遽、ミーティングを開くスタッフたち。

ジョシュ「ホワイトハウスの職員が5人。ということは、つまり、この中の1.6人が、
今、現にラリってるってことだよねぇ。」



ジョシュは、まだ深刻に受け留めていないようだ。
反対に、トビーは熱くなっている。

どう対処するべきか。

放っておけというジョシュに、トビーが全職員の身辺調査を命じる。
反発するジョシュ。



現政権が発足して一年。支持率は、48%。
「只でさえ、職員としての能力を疑われてるんだぞ。放ってはおけんだろ。」と、トビー。
ジョシュもそれには反論できない。



大統領は、ハリソンの承認は確実と見ていたものの、
ヒスパニック系の候補、メンドーサの再考をトビーに促す。
そんな中、サムはある人物から電話を受け、会い、ある情報を受け取ってきた。

「やばいですよ。」と、サム。
ドラッグの問題では、なかった。
「ハリソンです。」



ハリソンが若い頃に法律専門誌ハーバード・ロー・レビューにメンバーとして載せていた
署名なしの学術論文があったことがわかった。
それが何なのかトビーには分かっていたが、突然、持ち上がった事が信用できない。

一方、ドラッグの件では、リリエンフィールドはどこから情報を得たというのか。
下院の政府監視委員会の一員としてホワイトハウスの光熱費にまで目を光らせている彼には、
裏情報を得ることは難しいことではなかった。

全員の麻薬検査が欠かせないと、マンディ。
ホワイトハウスは潔癖だと証明する必要があると。
しかし、ジョシュは、国民にとって不利になるような検査を強制されないと示す方が、
安心感を与えられると主張する。

ジョシュ「ほんとは、何が起こってるんだろう。」

マンディは、情報を持っていそうな誰かに当るべきだとジョシュにアドバイスする。



ジョシュは、ダニーに当った。
ダニーには、ジョシュに協力する義務などないし、立場上できなかったが、
しかし、リリエンフィールドは「侮れないぞ。絶対に何か掴んでる。」と、言う。
「大したことじゃないだろうが、山崩れは小石から起こる。」とも。



狙いは、何か?最高裁判事候補?
それは、「既に決まっていることじゃない。まだ動かせる何かだ。」と、ダニー。

「ジョシュ、これは1つの正念場だ。頑張れ。」



ジョシュは、唐突に、「CJは、金魚が好きだよ。」と、言う。
「だから、金魚だよ。大好きなんだって。」

何度もCJをデートに誘うものの、あっさり断れてばかりのダニー。

「サンキュー!」

プライバシーの侵害が憲法の特定の条項によって守られていない以上、
政府にはそれを侵害する権利があると認めざるを得ない。
それが、ハリソンが論文に書いていたことだった。
サムとトビーは、ハリソンがプライバシー擁護に反対の姿勢を示していたことを
大統領に報告する。

しかし、トビーとしては、ハリソンが書いたものだと言いきれない。
また、若い頃に書いたものに、今、責任を取れというのはおかしいとも。
しかし、判事になってからじゃ責任は取れないと、サムは反論する。

新たな事態を受けて、大統領はメンドーサと会うことを決意した。

水曜。
大統領は、ハリソン、メンドーサのそれぞれと面接を行う。
メンドーサには、ヒスパニックの地位向上を目指す諮問委員会に空きがあると誘い出していた。
面接には、トビーとサムも立ち会う。

その前に、ジョシュがトビーに会いに来た。
ハリソンがプラバシーの擁護を認めてないことを知らされていなかったからだ。
彼は変わっていないと、ジョシュ。

ジョシュ「いったい、いつからハリソンが本命になったんでしょうね。
以前は、ハリソンじゃなかったはずでしょ。」



ジョシュは、レオのオフィスを訪ねる。
リリエンフィールドの狙いは、下級スタッフでも、上級スタッフでさえもない。

首席補佐官レオがアルコール依存症と闘っていることは、ワシントンが抱える最悪の秘密。
しかし、それでもない。

ジョシュ「他にやってませんでした?何か、もっとまずいものを。」

レオ「薬だ。」



レオは、シエラツーソンで6年前に治療を受けていたと言う。
そして、記録は施設が保管しているはずだと。
しかし、リリエンフィールドが、掴んだのだ。

ジョシュ「大丈夫ですよ。補佐官、あなたはこんなくだらないことで、
失脚するような人じゃない。」



「僕が、守ります。」



裁判官は合衆国憲法をその本文の厳密な範囲内で解釈しなければならないと、ハリソン。
憲法はその権利を認めていない以上、その権利は存在しないとも。
サムは、そこで、憲法修正第3条の兵士の民家での宿泊を禁じることや、
第5条の黙秘権を認めること、第4条では不当な捜索を禁じていることを挙げる。

それでも、プライバシーを否定するのか?

ハリソンは、否定はしないが、立案者がこういった特定の権利をわざわざ列挙したのは、
要するに、彼らにはプライバシーを認める気がなかったということだと主張する。

サム「彼らは革命を戦い、自由を信じていたんです。
権利宣言は、権利の成文化であり制限するものではない。」

ハリソンは、むっとして、「わたしは、法律で食ってる身ですよ?」

「僕もですが。」と、サムは切り返す。



CJのオフィスに、ダニーが現れた。
金魚鉢を持っている。
彼女へのプレゼントにと、持ってきたのだ。
しかし、どうして、わたしに?といった表情のCJ。
「好きなんだろ?」とダニーが言うと、CJは笑いだす。

CJ「クラッカーよ、ダニー。金魚の形をしたチーズ・クラッカー。」
ダニー「だけど、金魚って言ったら、普通、これだろ。」



CJの笑いは、止まらない。

自分で飼うと言う、ダニー。
しかし、CJが頂戴と金魚鉢を受け取った。
名前は、ゲイルだという。

CJは、ダニーの方に体を傾けると、頬にキス。

「金魚のお礼よ。」



サムのハリソンへの質問は、まだ続いていた。
ハリソンは、委員会の承認を受け支持率の上がっている自分を
こんな若造に尋問させるのかと言う。

大統領「この若さには、頭に来るよ。」

しかし、大統領が命じサムに尋問させているのだ。
大統領は、ハリソンを1度執務室から退出させる。

トビーは、まだハリソンに拘っていた。

プライバシー。

サム「自由の国で、これ以上に根源的な問題はないでしょう。」



その言葉に大統領は頷き、どうする?と、トビーを促す。

「メンドーサと会いましょう。」



メンドーサ判事は、エリートコースを歩んできたハリソンと違い
苦労してロースクールを出ている。
警官という経歴を持ち、NY市警時代に足を撃たれ100%の保障を与えられたのに、
デスクワークにまわり夜学に通った。

そのメンドーサ判事への質問が、ほとんど済んでいた。
彼が下した判決が、必ずと言っていいほど控訴審で支持されている事をサムが挙げると、

「正しい判決を下していれば、当然ですよ。」と、メンドーサは気負いなく答える。



そこへ、レオが大統領に話があると言う。
大統領は、リリエンフィールドがレオの薬物中毒を掴んだことを覚った。

ジョシュが、「乗りきる。」とレオに言ったという。

大統領「ジョシュは、切れる奴だ。」
レオ「いえ、ジョシュは、若いからそう言えるんです。」
大統領「覚えがあるだろ。」

大統領「昨日、酒を飲んだか?今日、飲む予定は?」
レオ「ありません。」
大統領「それさえ、わかっていればいいさ。」

レオ「しばらくみんなにも迷惑をかけると思います。」

大統領「君は選挙を戦いわたしを勝たせ、国を動かしている。
みんな、君には借りがあるんだよ。」



ハリソンは既に帰り、執務室の外には異変に気づいて人だかりができているという。

メンドーサは、今だに自分が最高裁判事候補だとは知らない。
トビーが、もう1つ、メンドーサに質問があるという。
詳細や事情は抜きでの質問として、ある職員が麻薬検査を拒否して解雇されたら
どう思うかと問う。
理由を知らせてないなら、それを違法な検査だとみなし、その職員の職場復帰を命じると
メンドーサ。

大統領「どうなんだ?」
トビー「結構です。」





大統領は、そこで初めてメンドーサに連邦最高裁判事候補者リストに載っていたことを伝える。
そして、連邦最高裁判所の次期陪席裁判官として正式に指名すると。

大統領「指名を受けてくれるかね。」
メンドーサ「喜んで。」



トビー「過酷な闘いになるでしょうが、わたしは負けませんよ。」



大統領「どうだ。レオ。君も、闘うか?」
レオ「ええ、ファイトが湧いてきました。」

「よし、闘いの火蓋を切ろう。」

大統領は、そう言うと執務室のドアを開け、

「メンドーサ最高裁判事だ。」

と、待ち受けていたスタッフたちに紹介する。



歓声と拍手が、メンドーサを出迎えた。


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ちょこっと感想。

オープニングのジョシュ&CJ。
受話器を手にお尻をふってるCJ、ガッツポーズの後、「ヤッター!」と喜び一杯の2人。
最後には、CJがジョシュに抱きついちゃう。
何て、可愛いんでしょう♪
でも、ジョシュの骨の抜けたような悦びのゼスチャーは、キモチワルイかも(笑)

そして、2人をはじめ、みんなが浮かれている中、1人冷静だったドナのこのひと言。

「死んだら、優しくしてあげる。」

もう、最高!そう言われた、ジョシュの顔ったら…

そして、金魚のゲイル、初登場。
CJの大笑いに呆然としているダニー。
そして、CJに頬にキスされて言葉もでない。
これまで積極的にCJに迫っていた人と思えない彼がそこにいました。

ジョシュは、彼を引っ掛けたのでしょうか?
でも、結果的に、CJへのインパクトは十分だったみたい♪

それにしても、トビーは、どうしてあんなにハリソンに拘ったのか?

そんなトビーとは対照的に、いち早くハリソンに疑問を抱き、堂々と質問をぶつけ、
反論されては鮮やかに切り返していたサム。
プラバシーについて熱く語るところも含めて、とっても痺れました~

でも、初めて見た時、もっとも、わたしを痺れさせて、感動させたのは、何と言っても、
ジョシュの「僕が、守ります。」
Season3まで見た後に改めて見ると…もう、言葉にできません。

そして、大統領。
彼は、レオの何もかもを知った上で、彼を補佐官に任命した訳ですよね。

大統領にとっても、ジョシュにとっても、レオは彼らになくてなならない存在。
他のスタッフたちにとっても、きっとそう。
それを、これからのエピソードで実感していくことになりますね。

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[PR]
by jd_tww | 2005-06-07 13:18 | Season1
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