ザ・ホワイトハウス S1-8「四面楚歌」

しみじみとおもしろいエピソードだと思います。
エピソードガイド兼感想となっています。





大統領「わたしは、国立公園マニアなんだ。」
ジョシュ「何ですって?」
大統領「国立公園マニアだよ。多分、知らなかっただろう。」
ジョシュ「いえ、知らなかったけど、大統領なら不思議じゃありません。」
大統領「どういう意味?」
ジョシュ「すごく、おたくっぽいところありますから。」

真夜中、午前1時30分、国立公園の話を延々と大統領から聞かされうんざりしているのを
隠さないジョシュ。
それには構わず、1度スタッフみんなで遠足に行こうと屈託ない大統領。

「あなたの死体を捨てるには、ぴったりだ。」

と、思わず口走るジョシュ。



それから、話は午前2時まで続いた。

<苦行を強いられるジョシュ。でも、これがあればこそいい仕事ができたのですよね。
それにしても、無邪気というか、我儘というか…さすが、大統領です。>

マロリー「お父様、偏屈なおじいちゃまになってるわよ。」



別居したままホテル住まいを続けるレオは、娘のマロリーに妻ジェニーの様子を伺うばかり。
また、娘からも責められていると感じるのか、彼女に突っかかってみせる。

<マロリーに自分からジェニーに話すように忠告されるレオ。
この表情、娘には抵抗しても無駄といった感じです。>

大統領「圧勝だ!」



大統領とスタッフたちは、銀行改革法案で勝利を収めようとしていた。
朝の2時まで国立公園の話をしていた大統領も、いつになく意気揚々としている。

<上機嫌な大統領。
CJへの話が国立公園に脱線しそうになる度のランディンハムさんのツッコミがナイス!>

大統領「第一の目標は、国民に最良の奉仕をすることじゃないのかね?」
ホインズ「そうでないとは、言ってません。」
大統領「どれどれ、これはそう取れるぞ。もう一度、読んでもらおうか?」



その日の朝、ホワイトハウスでは閣僚会議が開かれた。
ホインズ副大統領がまず会議を始め、そこへ大統領が遅れて来た。
そこで、書記の女性にそれまでの議事録を読み上げさせる大統領。
彼は、ホインズのある発言に異議を唱える。
それは、閣僚会議の第一の目標は議会と折り合いをつけることにあるというものだった。

<大統領が、意味もなく攻撃的に見えた。
どんなに大統領が正しかったとしても、ホインズに対してフェアでない気がする。>

トビーとサム。2人とも、どうもスランプに陥っているようだ。

トビー「才能は、何処へ行ったのか。」
サム「さぁ。」
トビー「この建物の何処かに落ちてるんだろうなぁ。」



ダニー「俺って、いい男だろ。誰もすぐには気付づいてくれないけどさ。」

閣議でのひと悶着をダニーが嗅ぎつけた。
だが、ダニーがCJを訪ねたのはそのためだけではなかった。
彼女を食事に誘う。
しかし、それはできないと、あっけなくCJに断られる。



<押しの一手のダニー。CJにズンズンと迫って行くところは、ドキドキ。彼って、十分いい男。
そして、1度や2度断られたくらいでは、簡単に諦めない。「明日も、頑張るぞ。」
頑張れ、ダニー!>

サム「それに、セックス抜きって保障付きなら、断る理由はないよ。」



マロリーが、レオからチケットを譲られた京劇にサムを誘う。
それは、レオがジェニーと行こうとしていたものだった。

<「ようするに、デートだ。」と、マロリーの誘いに嬉しそうなサム。何だか、嫌だな。>

サムは、マロリーに誘われたことをレオに正直に話す。

<「マロリーって、誰?」って…あなたの娘に決まってるでしょ>

サム「あなたが心配するようなことはしないって、お嬢さんは言ってましたから。」
レオ「何をだね。」
サム「それは、伏せましょう。」



「行って来い。」と、レオ。
そして、(サムが去った後、)「いいさ。」



<そう思いこもうとしているような父レオ。ここまでは、健気だったのに…>

CJは、閣僚会議の件でホインズに訊ねる。

ホインズ「わたしが洩らしたと思っているようだが、それは馬鹿げてるし、
わたしへの侮辱だ。
言っとくがな、CJ。どんな個人的な恨みがあるのか知らんが、
わたしが副大統領だってことを忘れるんじゃないぞ。」



<CJはホインズによる情報漏れだとまず思い、ホインズも自分が疑われると確信していたよう。
初めて見た時から、わたしはどちらかと言うとホインズに同情的だったかも。>

確実だと見ていた銀行改革法案通過に問題が起きた。
ブロデリックとイートンが、土地開発の付帯条項を付けてきたのだ。
土地開発の内容は、モンタナの連邦保有地で露天掘り。
彼らの狙いは、「報復」に違いなかった。
選挙で勝ったことへの報復。
付帯条項を呑むべきだと、サム。
しかし、ジョシュには、それでは納得がいかない。拒否権発動を口にする。



トビーも、ブロデリックたちに屈しない姿勢を示すべきだと主張。
そして、大統領は…

「あの連中は、嫌いなんだよ。負けたくない。」



<環境を気にかけてでなく、ただブロデリックたちが嫌いだからと付帯条項を呑みたくない
大統領、トビー、そして、ジョシュ。
この3人の負けず嫌いなことといったら、ちょっと子供っぽくも感じられるくらい。
でも、そんなところがまた好きなのですけどね。>

レオの妻との別居の原因は、仕事に追われ彼女を放ったらかしにしていたから。
そのために、娘のマロリーからも責められているように感じているレオ。

レオ「仕事のせいだってことは…」
大統領「いや、わかってないよ。この仕事は、実際に見なきゃ、わからん。」
それに、見てわかったとして、同じことだろう。君は、彼女の母親を泣かせたんだ。」
レオ「おかげさまで、非常に気が楽になりましたよ。」
大統領「今夜は、ずっと隣にいる。」



<ズケズケと言う大統領。でも、それが真実だとレオもわかっているのだろうな。>

マンディが、ジョシュのオフィスへ乗り込んできた。

マンディ「あなたは、敵を前にすると好戦的になり、大統領を煽るのよ。」
ジョシュ「じゃあ、今後は気をつけよう。」
マンディ「嘘。」
ジョシュ「なんで?」
マンディ「そんな気ないもの。」



<可愛い子ぶっても、駄目よねっ>

明日の運輸副長官の50才の誕生日のバースデー・メッセ-ジを依頼されたと、
チャーリーから聞くレオ。
それも、今夜欲しいと言う。
レオは、サムに書かせるよう指示する。

<あ~あ。>

サムがチャーリーからそのバースデー・メッセージの依頼を受けたのは、午後7時10分。
マロリーがサムを迎えに来るのは、午後7時30分だった。
彼は、大急ぎで仕事に取り掛かる。そして、第1稿を仕上げたサムは、それを大統領に。

大統領「どうせやるなら、せっかくだから。この際、どうだ。本気を出しちゃ?」
サム「って、言いますと?」
大統領「50才は、節目だ。サム・シーボーンの実力を見せてやれ。」



<サムって、本当に純粋な人。
それにしても、彼が靴を磨いてることがそんなに驚くようなことなの?>マーガレット)
それは、意外な気が…
いつも忙しくて時間がないのに磨いてきたから、気合が入ってるってこと?>

CJは、ダニーを訪ねる。
閣僚会議での件を記事にせずにいてくれたら、
感謝の印として大統領が30分間どんな質問にも答えると提示する。

ダニー「それじゃあ、もう1つ。君に歌を歌って欲しい。」

もう1つ。彼の話から、閣僚会議の件を洩らしたのは議事録を書いていた女性だと
CJは悟った。

ダニー「誰かがクビになったら、俺が書くからな。」
CJ「覚えておく。」



<CJに対して、甘いダニーと厳しいダニー。その切り替えが、またいいのよね。>

マロリーが、ドレスアップしてサムの前に現れた。
しかし、まだ原稿は完成していない。
大統領選への出馬表明、就任式、一般教書。
多くの重要なスピーチを手がけてきたサムに、バースデー・メッセージを?

マロリー「わたしと出かけたくないなら、そう言ったらどう?怖気づいたんでしょう。」

30分間待ってくれたら第2稿を仕上げるからと、彼女を引き留めようとするサム。
バースデー・メッセージに、第2稿が必要?
どうにも納得がいかない話だが、マロリーは待つことにする。



トビー「勝負は、もうついてるんだ。」



トビーが、法案通過のために付帯条項を受け入れることを決意した。
ジョシュは、1人、答えを探すことに。

<トビーの方が先に抜けてしまうなんて、ちょっと驚き。
才能を何処かに落としてしまって、熱い男トビーも迫力不足になってしまったのか…>

苛々してきたマロリーは、メッセージを合衆国大統領から直々に頼まれたことから、
サムがレオに今夜のことを話したことに気がつく。
マロリーはレオに詰め寄り、わざとくだらない仕事をサムにさせた事を認めさせた。
そこへ、大統領が現れ、レオの今日一日の仕事のスケジュールを読み上げる。
ホワイトハウスのスタッフは、いつも仕事に追われていることを証明するように。

大統領「つまりこう言いたいんだよ。パパを許してやれ。親子だろ。」



マロリーは、決してレオを責めているわけではなかった。
彼女は、改めて、レオを京劇に誘う。
しかし、実際のところ、レオには京劇の気分ではなかった。
2人は、コーヒーを飲みに行くことにする。もちろん、サムも誘うことに。

まず、サムに謝るようにマロリーに促されるレオ。

レオ「君に仕事を押し付けたのは、行かせたくなかったからで…わかるだろう?」

<わかるだろう?って…マロリーじゃなくても、他に言い方ないの?って言いたくなります。>

しかし、サムはコーヒーを断る。

サム「決めたいんです。」



大統領もグルだと聞いても、気持ちは変わらない。

マロリー「とことん、やりたいんでしょ。あなた、うちのパパにそっくり。」

サム「その言葉、すごく嬉しいな。ありがとう。」





<多分、マロリーには皮肉のつもりだったのでしょう。ところが…
心から感動しているサム。
そんな彼を目の当たりにして、唖然としたレオに呆れ顔のマロリーが可笑しいです。>

ホインズが大統領に面会を求めてきた。今朝の一件を片付けたいと。
彼は、自分が洩らしたのではないと大統領に告げる。
それだけ言うと、一旦は立ち去ろうとするホインズだったが、

「何が原因で、わたしはこのような扱いを受けなきゃならないんです。」

と、本題を突いてきた。
大統領は、大統領選挙にて、ホインズが南部の票をまとめたことで
副大統領になってくれと自分に頭を下げさせたことにあると言う。

大統領「おかげで、面子を失ったんだ。あれは、忘れられない。」



ドナ「ドナ、もうすぐ大統領への答えを持って行くって、補佐官のオフィスに言っといて。」
ドナ「大統領への答え、出たの?」
ジョシュ「これが、出た顔に見える?」
ドナ「いいえ。」

依然、答えの見つからないジョシュ。



<今回、数少ないドナの登場シーンなので、入れてみました。>

それでも、決して諦めないジョシュに対して、マンディもまた諦めていなかった。

「あなたは、お門違いな相手とお門違いな理由で戦ってる。」



<マンディにたじろぐジョシュがおもしろくて…
ジョシュも、内心は、お門違いな戦いをしているとわかっているのじゃないかな?>

マンディに責め立てられたジョシュは、ドナに頼んだ書類がまだできていないことで文句を言う。

ドナ「だって、時間かかるのよ。パソコンのファイルが、過去の遺物だから。」
ジョシュ「今、なんて?過去の遺物?過去の遺物ね。」



突然、明るい表情を見せ大統領に会いたいと言うジョシュを訝るドナ。
ジョシュは、彼女の言葉から答えを見つけたのだ。

<急に目の前が開けたようなジョシュの表情がいちいち可愛いんです(笑)>

遺跡保護法。
大統領には、連邦の土地を国立公園に指定する権利があった。
これで、露天掘りの付帯条項を退けることができる。

大統領へ報告するために、トビーを誘うジョシュ。
ところが…

トビー「これを決めたいんだ。」
ジョシュ「何です?」
トビー「バースデー・カードだよ。」
ジョシュ「誰への。」
トビー「さぁ、知らん。」
サム「バースデー・メッセージだ。」

トビー「いいから、替われ。」

ジョシュ「2人とも頭冷やした方がいいんじゃないですか?」

<トビーまで、夢中になって…この後、2人は決めることができたのでしょうか?
スランプから切り抜けることができたのでしょうか?>



ジョシュは、晴れて大統領に報告に行くことができた。
しかし、岩しかない土地を国立公園に指定できるのか。

ジョシュ「きっと、あなたみたいにマニアックな愛好家が何か見つけますよ。」

何か価値のあるものを。

大統領「価値どころじゃない。恩恵だ。」

大統領「君も自然を楽しめ。」
ジョシュ「都会っ子なもので。」

大統領「答えは、実に単純だったな。」

そして、大統領はジョシュと握手を交わし、彼を労った。



付帯条項の件が解決し、大統領は官邸へ帰ろうとする。
そこへ、ジョシュが彼を追いかけ…

ジョシュ「昔より、敵が多くなりましたね。昔より、敵が増えた気がするんですよ。」



大統領は、ジョシュの唐突なその言葉に「あぁ。」と小さく答えると、
背を向けて官邸へと歩いて行った。

<気分良く帰ろうとしていた大統領だったのに…
大統領の後姿が、とても寂しげ。
勝ち続けることで、敵がどんどん増えて行く。
権力を持ち、そして、それを維持し続けることへの代償を痛烈に感じているのでしょうか。>
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by jd_tww | 2005-05-28 13:47 | Season1
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