ザ・ホワイトハウス S1-7「晩餐会」

ファーストレディ、アビー・バートレット初登場のエピソード。
エピソードガイド兼感想です。




CJ「今日、1番多い質問は何だと思います?」



その日、インドネシア大統領夫妻を迎えての晩餐会を夜に控え、
CJは記者たちからの質問にうんざりしていた。
夫人たちのファッションやディナーでのワインの銘柄ばかり訊いてくるからだ。

折りしも、ハリケーン"サラ"が第4クラスに指定され、
スピードとパワーを上げて今夜にもジョージア州に上陸しようとしていると、
ジョシュから報告を受けた。
サムからは、トラック組合のストが決定し、
ホワイトハウスへ代表者を呼び労使交渉を行われることになったと聞かされる。
スト決行の期限は、午前0時。
そこへ、トビーがもう1つ事件を持って来た。
4日前からアイダホのある農家にサバイバリストたちが立てこもっているという。
彼らは武装していて、既に警察が包囲しているが、人質には子供もいる。

<晩餐会!と華やかなエピソードを予感させるオープニング。
ところが、次から次へと問題が持ち上がり、一体どうなるんだろう!?と
気が気でなくさせられます。>

そんな中、ジョシュは、トビーと共にインドネシアの高官バンバン氏と内密に会うことに。
彼が英語が話せるかどうか調べ、必要なら通訳を用意するようにドナに指示する。

ドナ「ジョシュ、わたし恐いの。」

インドネシアの人を迎えるのが恐いと言う。
ジョシュ曰く「怪しい情報源」から彼女が得た情報によると、
インドネシアのある地域では、妖術使いだと疑われたら即座に処刑されるのだそう。



<ドナのこの突拍子のないところが可愛くて大好きなのだけど、
他国の、とりわけ欧米と全く違う文化を持つ国へのドナ級の誤解って、
結構、よくあることなのかも?>

ジョシュ「彼らのファッション・チェックもする?」



トラック組合との労使交渉の争点は、2層雇用。
経営者側が、フルタイムで最高の賃金と手当てを支給される者と、
パートまたは入ったばかりで賃金も低く手当てもつかない者と、
雇用者を2つに分けていた。
ところが、パートタイムとしている雇用者は、
実際にはフルタイムの雇用者と同じ時間働いているという。
ジョシュやトビーは、パートタイムで働いている者は拘束を嫌って、
会社と長期的な契約を結びたがらないから当然だと思っている。
しかし、マンディは、それを不公平だと見ていた。

その彼女が、アイダホの立てこもり事件で、
ホワイトハウスとFBI間の連絡役を引き受けたいと申し出る。



ところが、政治コンサルタントには無理だ、とジョシュ。

ジョシュ「政権が潰れるだけじゃ、済みませんよ。この国自体が、危なくなる。」



<からかってるのじゃなく、本気で余計なことするなって言ってるみたい。
了見が狭い!>

ドナ「インドネシアのある地域では、妖術使いだって疑われたら即処刑だって知ってます?」
トビー「もちろん。」

ジョシュ「2人とも、変だ。」



<ドナとトビー、不思議に馬が合うことを発見。>

インドネシア大統領の晩餐会でのスピーチを手がけるのは、トビーとサム。
両国の友好関係を盛込み歓迎の意を表わしたいサムに対し、
トビーは友好という言葉を入れることを拒む。
圧政で国民のお金を巻き上げてきた政府だからだ。

<無口なのか無礼なのか判断つきかねると、バートレットを困惑させるインドネシア大統領。
あれは、無礼以外の何物でもないかと…>

ジョシュ「君に限らず、大統領が僕以外に注目すると嫌だね。」

アイダホの立てこもり事件は、違法な銃の所持の捜査が発端だった。
どうしてそれが分かったか。
犯人達は民兵で、その銃は国が支給したものだったから。
この事件は、広報面のダメージになりかねない。
マンディにとっては、それを防ぐことが仕事。

マンディ「そのために雇ったんでしょ?」
ジョシュ「そうだ。忘れてたよ。」
マンディ「気に食わない?」



ジョシュ「当然…当然だよ。」

<マンディの実力をよく知っているだけに、本気で恐れていそう。>

ダニー「あぁ、キャロル。お呼びだよ。」



CJは、ダニーからホワイトハウスの外で行われている"バーメイル"の抗議行動について質問をぶつけられる。
「バーメイルって、何?」と訊かれて、「ちゃんと分かってるわ。」と、CJ。
でも、本当は何も知らない。

<報道官としてのプライドか、ダニーを意識してのことか…
どちらにしても、意地になってるCJが可愛い♪>

サム「部長、食事に招いた客に向かって、あんたたちの生き方は間違ってるって言う気ですか?」
トビー「そうしなきゃ、食事が無駄になるだろ。」

トビーの書いたスピーチは、インドネシア大統領を批判するものだった。
何とか表現を和らげたいサムは、即興でスピーチ作る。そんな彼に、

「すごいな。そんなひどいスピーチは、初めて聞いたよ。」と、トビー。

<サム、本気で落ち込んでる...>



バーメイルは、18世紀頃のフランスの金メッキをした銀製品。
圧政のシンボルともされるものだが、
現在、有数のコレクションがホワイトハウスに収められているという。

<得意気にバーメイルについての知識を会見で披露するCJ。
そんな彼女を満足気に見つめるダニーが、素敵。>



そして、ダニーは、「個人的な興味だよ。」と、晩餐会でCJが何を着るのか訊く。



<思いがけない言葉に、彼女は1度俯いて、そして、答える。心中、ドキドキしていそう。>

アイダホの立てこもり事件は、突入の時期に来ていた。
「無事に済ませるのが無理なら、早く済ませた方がいいでしょう。」と、ジョシュ。
しかし、マンディは、平和的解決の道を大統領に進言する。
交渉担当を出すのだ。

大統領の決断を待つ、ジョシュとマンディ。
民主主義を守るにはホワイトハウスが攻撃的になるのも止むを得ない、とジョシュ。
それに対してマンディは、民主主義にとっての最大の脅威は過激派じゃなく
国家が人民に対して無制限の力を持つことだと主張する。



レオが2人の元にやって来て、大統領はマンディの意見を取り入れると告げた。

ジョシュ「勝負は、これからだよ。」

<何でも勝ち負けにしてしまうのが、ジョシュらしいのだけど…
この彼は、好きじゃないな。>

ドナ「自分の仕事を説明できない人は嫌われるし、逃げたりしたら、もう最後よ。
妖術使い決定。だから、疑われそうになったら、落ち着いて自分の仕事を説明するの。」
ジョシュ「いや、無理だね。鎌が出てきたら、一目散に逃げるよ。」



<ドナがジョシュのボータイを結んであげます。
何てことないんですけど、ほのぼのしていて好きだなっ>

ジョシュ「いけてるだろう?今夜。君もいいけど、僕には負けるよ。」

<まず女性(マンディ)を誉めたりしないジョシュ。
ジョシュ、いけてる?白の大きなボータイ、ちょっと笑えるかも~>

いろんな問題が起きているが、ジョシュがこの時点ではっきりと把握できていることは
何もないと言う。

マンディ「あなたの仕事って、何なの?」
ジョシュ「それが、前からはっきりしないんだよ。」

<それは、わたしも思う。>

そこへ、サムが登場。

サム「おぉ、いけてるじゃん。」
ジョシュ「だろ?」

(ジョシュが、サムのボータイを整える。)

マンディ「わたし、お邪魔?」



<この2人、一体、何!?>

インドネシアの高官バンバン氏との密談を前に、トビーが困っていた。
ドナが手配した国務省の通訳ミナルディ氏によると、
インドネシア語は存在しない。
多言語の国家で、バンバン氏とミナルディ氏では話せる言葉が違ったのだ。

ジョシュ「ドナっ!」



<ジョシュの一喝で飛んで来たドナ。
絶妙なタイミングに感心。してる場合じゃないか…
もう時間がない。一体、どうするの?>

ドナによると、厨房のスタッフがバンバン氏の言葉オーソロネシア語が話せるという。
しかし、彼はなんと英語ができない。
ところが、ラッキーなことに、厨房スタッフとミナルディ氏の両方ともポルトガル語ができる。
ミナルディ氏から厨房スタッフ、彼からバンバン氏へと通訳して行くというプランができた。

気が遠くなりそうになってるトビーに、
オーソロネシア語とポルトガル語ができたら十分でしょ!と、ドナ。

トビー「一杯、飲んでくる。」
ドナ「どうぞ。」



<焦りながらも、結構強気にも見えるドナ。
ジョシュは、言葉も出ない。
何度見ても、笑わずにいられない場面です。>

<そして、大統領夫人アビー・バートレットが、初登場。>

アビー「いいじゃないの。善くも悪くも、わたしたちの歴史だし。
倉庫にしまっといても、しょうがないわ。使わなきゃ。」



<バーメイルに対しての彼女の意見、CJとともに納得してしまった。>

晩餐会。
サム、トビー、ジョシュたちは、中西部の大口資金提供者の接待をレオから頼まれる。
彼が同伴していた女性を見て、サムの表情が強張る。
ブリタニーと名乗る彼女は、ローリーだった。



<「仕事中」の彼女を目の当たりにするなんて…う~っ、辛いよね。サム。>

ハリケーンが接近していたジョージア州に住む
チャーリーの祖父母が無事に避難していたことが分かる。
しかも、2人は避難先からすぐに家に帰れるとも。
ハリケーンが、突然進路を変え太西洋上に戻ろうとしているのだ。
その進路には、ノーフォークから避難させていた航空母艦の艦隊が。
直径970キロのハリケーンから、今や逃れることはできない。
あと20分で艦隊に到達し、大惨事になるだろう。
しかし、今、レオたちにはどうすることもできない。
ハリケーンを止めることはできないのだから。
できることは…パーティに戻ること。

アイダホの行方が気になるマンディ。しかし、情報が入ってこない。
事件は、既に終わっていた。
ジョシュから、突入して34人全員おさえたと聞かされる。
何があったのか?
交渉担当のFBIの捜査官が撃たれ、重態だという。

呆然とするマンディ。



<自分のせいで撃たれたと思ってしまうのも無理がない。
なのに、ジョシュは真実をあっさり告げてしまった。>



ジョシュ「配慮が、足りなかった。」

<ほんと、そう。どうしようもない人。
でも、ラストにマンディを後から包み込むように抱きしめるジョシュ。>



<わたしがマンディなら、それだけで癒されそう。きっと、マンディもね。>

ハリケーンの進路上にいる艦隊の乗組員は総勢で1万名にもなり、
撃たれたFBI交渉担当捜査官は手術を待っていた。

大統領「わたしは、どうすりゃいい。」



<ハリケーンを止めることも、捜査官を自分の手で助けることもできない。
大統領のどうしようもない歯痒さ、やるせなさが伝わってきます。>

厨房では、トビーとインドネシア高官バンバン氏の密談が行われようとしていた。
しかし、2人の通訳を通してという状態に苛立ちを隠せないトビー。
遅れて来たジョシュに、「社交辞令を言ってる場合じゃないんだよ。」と口走る。
そして、いざトビーが本題に入ろうとすると、
「こっちの言葉で話しましょう。」と、バンバン氏。



唖然とする、トビーとジョシュ。

ジョシュ「ドナぁ」

<この、「ドナぁ」、何だか好き。>



<ドナが、またしても…
でも、「言っとくけど、わたし滅多にヘマしないでしょ。」と、
言い訳じゃないけど、何かひと言出てくるところは、さすがっ>



トビーは、学生に抗議運動の方法を教えてインドネシアで投獄されている
あるフランス人の釈放をバンバン氏に願い出る。
そのフランス人は、トビーの友人だった。
しかし、乾杯スピーチで大統領が我々を侮辱しておいて「図々しいにも程がある。」と突っ返されることに。

トビーは、動揺する。

<そんな風に抵抗されるとは、思ってもみなかったよう。>

彼としては、世界中のメディアに対して、世界に向けて、立場をはっきり表明しなければならない。
人権を尊重し重んじる国家として…しかし、
バンバン氏は、アメリカの先住民を一世紀に渡り組織的に抹殺した事を挙げ、
そんな国が世界に向かって人権を説くのは偽善的だとは思わないか?、と言う。



<そういう過去があるからこそ、人権を説くこともできるのじゃないかと…
信念を貫いて、友人を助け出すことができなかったトビー。
呆然とした姿が、痛々しい。>

ダニー「君に気があるからさ。」



<ストレートに、CJのドレスを誉め、彼女への思いを告白するダニー、カッコいい~!>

<ショックを受けているサムに対して、あなたには関係のないこととローリー。
それは、酷すぎる。
それに、ファーストレディに会って夢みたいと言っていたけど、
偽りの名前を名乗ってのこと。それでも、心から嬉しいと思えるのかな?>

サム「あいつと帰らないでくれたら、一万ドル出すよ。」



<そして、ローリーを侮辱するようなことを言ってしまうサム。切なすぎます。>

労使交渉は、難航を極めていた。
業を煮やした大統領は、スト決行という事態になるなら、
強権を発動しトラック組合を国営化すると言い渡す。

アビー「わたしが側にいないと、あなたは忘れちゃうのね。
自分は何でも出来るわけじゃないんだってことを。
あなたには、大きな脳みそと広い心とモンタナ州ぐらいのエゴがある。」

<モンタナ州ぐらいのエゴ。この表現が、何だかお気に入り。>



「何でも出来るわけじゃない。」でも、「頑張ってる姿は、素敵よ。」

<いつも旅に出ている大統領夫人アビーですが、
いつも一緒にいなくても、夫ジェドを誰よりも理解し、そして、支えていたのですね。>

労使交渉の行方、撃たれたFBI交渉担当捜査官の容態、どれも不明なまま。
ノーフォークから避難していた艦隊は、ハリケーンの直撃を受けようとしている。
何とか艦隊に同行している物資補給船ヒッコリーの通信兵と連絡が取れ、
大統領がその通信兵と話す。

彼は、頭に怪我をしている。
波の高さは、およろ25メートル。風速は、120ノット。
舳先は完全に水をかぶり、機関室では火災が起こっているという。
夜間航海灯が消えてしまったので、暗闇の中、空母がぶつかってくるかもしれない。
かなり厳しい状況にある。

今、大統領ができることは、何か。

大統領「この無線が通じるかぎり、わたしはここにいるからな。」



「頑張れ。」


艦隊の運命は、この後、ずっと先に語られることになります。
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by jd_tww | 2005-05-21 06:10 | Season1
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